ウェイモのロボタクシー、2018年にアリゾナ州で運賃支払い開始

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ウェイモのロボタクシー、2018年にアリゾナ州で運賃支払い開始

Google IO Alphabet の自動運転車開発企業 Waymo は、今年後半に米国アリゾナ州フェニックスで自動運転タクシー サービスを開始すると発表した。

ウェイモは、ベータテスターに​​車両を貸し出し、無人で走行させるなど、市内で広範囲にわたるテストを実施してきた。Google I/O開発者会議で、CEOのジョン・クラフチック氏は出席者に対し、このサービスは今年中に開始される予定だと述べた。

「我々は単に良い車を作っているのではなく、良いドライバーを育てているのです」と彼は開発者たちに語った。

このサービスの顧客は、ロボタクシーを呼ぶためにWaymoアプリを必要とする。

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ウェイモがフェニックスを選んだのは、地方自治体の規則と天候の組み合わせによるものだ。

自動運転車の導入は当初、カリフォルニア州が主導していましたが、アリゾナ州は自動車メーカーに事故記録の保存を義務付けていないため、試験走行の拠点として人気が高まりました。これは、人を死傷させない限り、事故を隠蔽するのに便利です。アリゾナ州では、安全運転を義務付けるドライバーの配置も義務付けられていません。

フェニックスのもう一つの大きな利点は天候です。雨はそれほど降らず、雪もほとんど降りません。記録上最も激しい「嵐」は1939年で、街に1インチ(約2.5cm)の積雪がありました。

雪

フィルターなしの自動運転車のセンサーが雪を「見る」仕組み

クラフチック氏は、雪は自動運転車にとって大きな問題を引き起こすと指摘する。雪片はセンサーを混乱させる可能性があるからだ。とはいえ、数百万マイルの走行実績と高度なAIによるデータフィルタリングにより、ウェイムノは現在、雪の多い地域で自社の車両を試験運用している。

一方で、Waymoのサービス展開はアリゾナ州やネバダ州などの州に限定されると予想されます。これらの州でタクシー運転手をしている場合は、混乱の影響を受けにくい仕事を探す時期かもしれません。筆者はITジャーナリストなので、この点に関してアドバイスできることはありません。®

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