トッシュはスーパーバッテリーを2008年3月に発売すると約束

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トッシュはスーパーバッテリーを2008年3月に発売すると約束

東芝は来年3月、同社初のスーパーチャージイオン電池(SCIB)の出荷を開始する。SCIBは、現在のリチウムポリマー電池に比べて容量低下がはるかに少なく、機器への電力供給時間も長くなる。ノートパソコンユーザーにとっての難点は、SCIBセルが輸送機器や産業用途を想定していることだ。

東芝スーパーチャージイオンバッテリーセル

東芝のSCIB:自転車と自動車向けの次世代バッテリー

東芝は、4.2AhのSCIBセルを2008年3月に量産開始すると発表した。150gのユニットは、10個のセルをモジュール化した形で提供される。同社はSCIBを長寿命技術と位置付けており、頻繁かつ急速な充電でも10年間は​​動作可能であるとしている。

この期間中、セルは3000回の充電サイクルを経ても容量のわずか10%しか失われないと予想されます。これは、わずか1000回の充電サイクルで最大20%の容量を失う可能性がある、今日のノートパソコンやスマートフォンのバッテリーと比べてみてください。

東芝スーパーチャージイオンバッテリーセル

10個のセルがモジュールを構成する

SCIBセルは高電流で充電可能で、50Aの給電によりわずか5分でセル容量の90%まで充電できます。-30℃の低温でも正常に動作します。

ノートパソコンのユーザーは、当然のことながら、セルの熱特性にもっと関心を持つでしょう。東芝は、新開発の負極電解質材料(詳細は未公表)と「内部短絡や熱暴走に強い構造」を採用しているため、「破裂や発火の可能性は非常に低い」と述べています。

つまり、昨年あまりにも頻繁に見られたような、Dell、Apple、Lenovo、Sony などのラップトップで発生するような大火災は発生しないということです...

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