オーストラリア連邦警察、ダークウェブでBTCを使って薬物を購入した女性に手錠をかける

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オーストラリア連邦警察、ダークウェブでBTCを使って薬物を購入した女性に手錠をかける

オーストラリア国境警備隊(ABF)は、ビットコインを使って違法薬物を購入し、それを英国からオーストラリアに送った女性を手錠で拘束したことを受けて、「オーストラリアの当局はダークウェブを見ることができないと思い込むべきではない」と警告した。

ABFは4月13日金曜日、ある女性が「ダークウェブポータルと暗号通貨ビットコインを使って、英国からの違法薬物の複数回の出荷を注文、支払い、手配した」が、運が尽きたと発表した。

「法執行機関との緊密な協力により、これらのサイトを通じて購入された輸入品を検出することができます」と、クイーンズランド州ABF地域司令官テリー・プライス氏は述べた。

被告人はMDMA(別名エクスタシー)に加え、オピオイドであるオキシコドンとフェンタニルを輸入したとされている。フェンタニルはモルヒネの50倍から100倍の濃度があり、娯楽目的の使用者にとって安全な投与量を判断することは極めて困難である。

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ABFは取引を検知した後、オーストラリア連邦警察(AFP)を関与させ、捜査を行い、その後捜索令状を執行した。

AFPは以前、ダークウェブ上の犯罪行為を検知できると警告しており、2017年にはオンライン調査に基づく逮捕例があると自慢していた。ABFも2016年9月に同様の発言をしている。

暗号通貨の使用を検出したことは、両機関の能力がさらに進化したことを示唆している。

プライス氏が言及した協力が国境を越えたかどうかは不明だが、オーストラリアの法執行機関や諜報機関は姉妹機関との連携を維持しているため、この事件には英国当局が何らかの役割を果たした可能性が高いと思われる。®

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