「テレワークがニューノーマル」という予測は的外れだと経営者は言う

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「テレワークがニューノーマル」という予測は的外れだと経営者は言う

オーストラリア統計局によると、リモートワークは結局は新たな常態ではないかもしれない。

オーストラリアの公式データ収集機関である同局は、8月と9月に2回電話調査を実施し、最終的に1,279社の企業をサンプルとして集め、従業員の何パーセントがテレワークを利用しているのかを尋ねた。

結果は予想通り、COVID-19パンデミック以前はオーストラリア企業の71%がテレワークを使用していなかったが、それ以降は企業の15%がテレワークを導入していることを示しています。

この調査では、企業が今後どのようなことを計画しているかについても尋ねたが、興味深いのは、従業員の75%以上がテレワークを継続する予定であると回答した企業の数が、パンデミック以前の導入率をわずか1%上回る水準に戻ったことだ。

以下は調査結果をまとめた局の表です。

オーストラリア統計局 - 雇用企業、テレワーク従事者の割合

オーストラリアのテレワークの現状と将来に関するデータ。クリックして拡大

データによれば、現在企業の17%が従業員の75%以上をテレワークさせているが、パンデミックが収束すればその数字はパンデミック前の水準をわずか1ポイント上回る7%にまで下がると予想されている。

また、従業員の25~50%がテレワークを行っている企業の割合は、さらに低下する可能性があります。データによると、COVID-19以前にこれだけの従業員をテレワークさせていた企業は5%でしたが、現在は7%に急上昇しており、オーストラリアがこの疫病を終息させれば5%まで低下すると予想されています。

調査では、金融サービス、保険業界、および行政サービス業界では、将来的にテレワーク従事者数を減らす意向があることも明らかになりました。一方、鉱業や小売業といったより実務的な業界では、将来的にテレワーク従事者数が増えると予想されています。

オーストラリア統計局 - テレワークを実施している従業員がいる企業(業種別)

オーストラリアのテレワークの将来的な見通し。クリックして拡大

しかし、IT業界では、今後リモートワークをする人が増えると予想されています!ですから、読者の皆さん、新しいパンツを買うのはやめましょう!

オーストラリアでは、雇用が少数の大都市のビジネス街に集中しているという異例の現象が見られるため、オーストラリアの経験が他の地域にも当てはまるかどうかは必ずしも確実ではありません。しかしながら、オーストラリアの雇用構成は他の国々と比べてそれほど大きくは変わりません。®

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