『ファークライ4』レビュー:『ファークライ3』とは大違い

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『ファークライ4』レビュー:『ファークライ3』とは大違い

ゲーム理論ゲームは、最優秀助演賞にノミネートされるに値するキャラクターを揃えていることではあまり知られていないが、『ファークライ4』のはみ出し者や悲劇の自由の戦士たちの寄せ集めは、その型を破っている。

ファークライ4

パギン・ミンは世界征服、大量虐殺、そして動物との共存(ある意味)に興味を持っています。

主演はペイガン・ミン。ミンはボンド映画によくあるような冷酷な独裁者だ。「サイコパス」と口にする間に、彼は人を刺し殺し、別の人を拷問し、死んだ猿で飾られたテーブルを挟んであなたとたわいのないおしゃべりをする。

もちろん、『ファークライ4』はシリーズで初めて悪役を主役に据えた作品ではありません。『ファークライ3』でもヴァース・モンテネグロを起用し、同様の成功を収めました。これは、本作と前作の間に数多く見られる共通点の始まりと言えるでしょう。

ファークライ4

牙、牙…。

ペイガン・ミンは、ゲームの主人公アジェイ・ゲイルよりもはるかに興味深い。アジェイは最初から、強くて寡黙なタイプだとからかわれていた。最終的には発言権を得るものの、独裁者と黄金の道抵抗運動の指導者たちをつなぐ便利な存在でしかなかった。

ミンがショーの主役を争うとすれば、それはその環境だろう。高山病を誘発するほどのネパール・ヒマラヤ山脈の高山は、壮大なショーケースとなっている。架空のキラット山は、その壮麗さと恐ろしさを等しく併せ持ち、まさに戦争を繰り広げる舞台として最適だ。

ファークライ4

スノーパトロール

ここの周囲は、 『ファークライ3』のルーク諸島と同じくらい遊び場だと言っても過言ではないでしょう。そして、ご想像の通り、制圧すべき敵対的なキャンプ、登るべき山頂、飛び込むべき湖、そして手懐けるべき(あるいは種類によっては逃げるべき)野生動物がぎっしり詰まっています。

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