英国人男性が、キルギスの馬肉ソーセージ「チュチュク」を軽率にも種馬のよちよち歩きの肉に例えたことで、5年の禁錮刑に直面している。
溶接監督のマイケル・マクフィート氏は、キルギス東部のクムトル露天掘り金鉱で大晦日を祝っていた際、Facebookに「豪華なホグマナイの宴」の写真を投稿した。写真には、「キルギスの人々が馬のペニスという特別な珍味を求めて店の外に列を作っている」という説明が添えられていた。
マクフィート氏が人気の「チュチュク」を中傷したため、憤慨したキルギスの鉱山労働者たちは直ちにストライキを起こした。39歳のスコットランド出身のマクフィート氏はすぐに投稿を取り下げ、「誰かを傷つけるつもりは全くありませんでした。本当に申し訳ありません。私の意図は全くありませんでした」とFacebookで謝罪した。しかし、マクフィート氏は人種差別的憎悪の罪で逮捕され、3年から5年の懲役刑に処せられることになった。
BBCによると、外務省はこの件を担当している。広報担当者は「キルギスタンで英国人が拘束されたことを受け、現地当局と連絡を取り合っており、領事による支援を提供する準備ができている」と述べた。