.Science と .study: 本好きの領域? むしろ、バカの領域だ!

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.Science と .study: 本好きの領域? むしろ、バカの領域だ!

火曜日に発表された新たな調査によると、「.science」ドメインはインターネット上の悪意のある、あるいは不正な活動の「ホットスポット」となっている。

DNSベースのサイバー脅威インテリジェンスDomainToolsは、.scienceに最も多くの悪質ドメインが集中していることを発見しました。次いで.studyと.racingが続きました。2017年に最も悪質とされたジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)は、いずれも2年前には実用的に運用されていませんでした。

悪いドメインのチャートが最も集中している [出典: DomainTools]

DomainToolsの製品管理ディレクター、ティム・ヘルミング氏は、これらのTLDは本質的に悪意のあるものではないと説明しました。なぜなら、悪質なドメインの大部分は単一の登録者によって管理されているからです。「.scienceでは、TLDに含まれる23万のドメインのうち、14万4000以上(63%)がブラックリストに登録されていることは特筆に値します。さらに注目すべきは、.scienceでブラックリストに登録されているドメインの大部分が単一の登録者によって管理されていることです。同様に、.racing TLDのブラックリストに登録されているドメインも、大部分が単一の登録者によって管理されています。」

DomainTools のレポートでは、Whois レコードに含まれる登録者の連絡先情報に基づいて、悪意のあるドメインを登録する人が最も多く使用している電子メール プロバイダーも調査しました。

Mynet.comがリストのトップにランクインし、Microsoftのメールプロバイダーであるlive.comとoutlook.comもランクインしました。「Mynet.comは2015年には全く見られなかったのに、今年はトップの座を不名誉な形で獲得しました。また、live.comはリンクされた不正ドメインの割合が大幅に増加しました」とヘルミング氏は述べています。「これらのプロバイダーのいずれかを使用していることが、そのドメインが危険であることを示すものではないことは繰り返しますが、実際の集中度は非常に高いものが多くあります。上位10のドメインのうち、接続されたドメインにおける不正アクティビティの発生率が10%未満だったのは1つだけです。」

調査の詳細については、こちらの Domain Tools ブログをご覧ください。®

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