月の軌道をはるかに超えて100万マイルも離れた深宇宙、太陽に近い場所にL-1ラグランジュ点があります。ここには、地球に向けられたEPIC装置を装備したDSCOVR探査機がいます。NASAは先日、地球の目前をすり抜けていく月を捉えたEPIC画像を公開しました。
以下がそれです:
ねえ、ここからあなたの月が見えるよ
DSCOVR の正式名称は「深宇宙気候観測所」であり、地球から太陽までの直線上で 100 万マイル離れたラグランジュ点に位置し、恒星と惑星の重力の相互作用により安定を保つことからこの名が付けられています。
DSCOVRの主なミッションは、太陽風と地球との相互作用を監視し、太陽嵐などの事前検知を行うことです。しかし、この宇宙プラットフォームには、地球から放出される様々な反射光や放射光を撮影するために、母星に向けて地球多色撮像カメラ(EPIC)も搭載されています。
「地球が月よりもずっと明るいことに驚きます」と、NASAのDSCOVR研究者アダム・サボ氏は語る。「地球は、月の表面と比べると、暗い宇宙空間において実に明るい天体なのです。」
DSCOVRは2月にスペースX社のファルコン9ロケットで打ち上げられ、最近L-1付近を周回する有人宇宙プラットフォームの集団に加わった(ラグランジュ点への最初のミッションは1978年に出発し、現在この付近には運用中の宇宙船がいくつかある)。
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