太陽系外惑星ハンターと一緒に飛ぶ3,000人の子供のスケッチ

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太陽系外惑星ハンターと一緒に飛ぶ3,000人の子供のスケッチ

2018年初頭、太陽系外惑星の半径を正確に測定するというミッションを遂行するため、CHEOPS宇宙望遠鏡が轟音とともに打ち上げられる際には、ヨーロッパの子供たちが描いた少なくとも3,000枚のスケッチが同封される予定だ。

2015年、8歳から14歳までの子どもたちを対象に、宇宙船にボルトで固定される2枚の金属板に彫刻する白黒の作品を募集しました。欧州宇宙機関(ESA)だけでも1,700点の応募があり、提携機関からも数千点の応募がありました。

CHEOPSの絵の一部

CHEOPSへの応募作品の一部

ESAのCHEOPSプロジェクト科学者、ケイト・アイザック氏は次のように述べています。「コンテストの人気ぶりに驚きました。何千人もの子どもたちが、宇宙への情熱と興味だけでなく、CHEOPSが彼らにとって何を意味するのかを、素晴らしい創造性と独創性をもって私たちと共有してくれました。」

スケッチは彫刻のため大幅に縮小されますが、それでも応募作品数が多すぎて版に収まりきらないため、抽選で最終3,000点を選出しました。国別の受賞作品はこちらでご覧いただけます。

CHEOPS宇宙船の想像図

CHEOPSの作動中の想像図。写真:ESA / C. Carreau

CHEOPS(全く不自然なCHモデルExOP衛星の略称)は、「太陽同期高度650~800km」の軌道から、「既に惑星の存在が知られている明るい恒星の超高精度測光」と「スーパーアースから海王星質量範囲の惑星の正確な半径測定」を行います。搭載望遠鏡の詳細については、こちらをご覧ください。®

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