オーストラリア外務貿易省(DFAT)は、電子メールで1,000人以上の国民の個人情報を公開した。
オーストラリアはCOVID-19パンデミックの間、国境を事実上閉鎖し、1日に入国できる国民数を制限しています。この政策により、運航を続けている数少ない航空会社はビジネスクラスの座席を販売するのみで、それ以上の供給は見込めません。そのため、安価な航空券を持っている人は搭乗を断られ、COVID-19感染者がほぼゼロとなったオーストラリアへの帰国を希望する国民が大量に滞留しています。
飛行機から降ろされた人の中には、帰国に備えて仕事を辞め、荷物をまとめて家を出た人もいます。また、現在居住している国で働くことを許可されなくなった人もいます。
この数週間、オーストラリア国民はなぜ自分たちの選んだ時期に帰国できないのかと鋭い質問をするようになり、政府にとって政治的な痛みとなっている。
そこで先週、政府は入国者数を増やし、困窮している人々のために緊急融資制度を開始した。
そして、こうしたローンの潜在的な受取人にメールを送信する際、「宛先」フィールドを使用しました。
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当局は郵便物の回収を試みたが、それがうまくいくことは稀で、今回もそうしなかった。
その後間もなく、外務省は別のメールを送信し、次のように述べた。「関係者のプライバシーを保護するため、該当のメールを貴社のITシステムから直ちに削除し、今後一切の転送を控えていただきますようご協力をお願いいたします。」
同省も一種の謝罪をツイートしたが、必ずしも好意的に受け止められたわけではなかった。
@dfatさん、あなたのメールの不手際で影響を受けたのは私です。でも、その件は全然気にしてないです👍。
— マノジ・ヤンダパリー(@manojyandapally)2020年10月1日
一つ気になるのは、ツイートで「私たちを家に帰すのと同じくらい一生懸命働いている」って書いてある嘘です。あなたが一生懸命働いている証拠を見せてください😓何もないです。
オーストラリアでは今週、「政府機関が電子メールで愚かな行為をする」週なのかもしれません。ニュージーランドの民間航空局も、ドローン規制への苦情を訴えた住民へのメール送信時に同様の違反行為を犯したとされています。この違反行為の詳細は、こちらの動画をご覧ください。®