このリストはMidjourneyがキュレーションしたとされており、4,700人以上のアーティスト名に加え、「サイバーパンク」から「ゾンビコア」まで様々な画像スタイルのラベル、そしてプロンプトでの使用がブロックされていると思われるNSFW用語が多数含まれています。「追加提案」というタブには、さらに15,800人の名前がリストされています。
他所で報道されているように、クリエイターはアンディ・ウォーホルやノーマン・ロックウェルのような人物から、病院への資金を集めるマジック・ザ・ギャザリングのカードアートコンテストで優勝した6歳の子供まで多岐にわたる。
AI著作権争いの真の目的
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原告らは、ミッドジャーニーのニューラルネットワークを訓練するために自分たちの画像が不当に収集された証拠としてスプレッドシートを使用している。彼らの名前がリストに載っているのは、システムが彼らのアートワークで訓練されたためだと主張している。
実際、訴訟はそれ以上のことを述べています。MidjourneyのCEOであるDavid Holz氏がGoogle Sheetにアーティストの名前を集め、最終的にはユーザーが入力プロンプトでそれらのアーティストについて言及するたびに、ソフトウェアがそれらのアーティストの特定のスタイルを識別して模倣できるようにしたと主張しています。
「言い換えれば、ホルツ氏はミッドジャーニー・イメージ・プロダクトが認知するアーティストのリストを公開し、その明確な目的は、ミッドジャーニー・イメージ・プロダクトのユーザーやライセンシーがプロンプトの用語としてこれらの名前を使用することだった。ホルツ氏のコメントとリストはそれ以来、入手可能のままである」と原告側の弁護士は法廷文書[PDF]で主張した。
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この文書は昨年末に提出され、ここ数日ソーシャルメディアで注目を集めていた。
オリック社はまた、テキスト画像変換ツールがアーティストを直接コピーし、その出力は単に彼らの作品の派生作品に過ぎないという原告側の主張にも疑問を呈した。原告側の弁護団は訴状の修正を求められ、最新の裁判所文書には集団訴訟にさらに多くのアーティストが含まれており、証拠として「証拠書類J」と呼ばれる名前リストが使用されている。
レジスター紙は、ミッドジャーニー社と原告側弁護士にさらなるコメントを求めている。®