AppleはAWS、Azure、Googleの再販業者として不当な扱いを受けており、iPhoneの巨人、iCloudの本当のバックエンドを隠蔽していると非難される

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AppleはAWS、Azure、Googleの再販業者として不当な扱いを受けており、iPhoneの巨人、iCloudの本当のバックエンドを隠蔽していると非難される

Appleは、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloud Platformのサービスを自社のiCloudブランドで再販し、その関係を顧客に適切に開示しなかったとして、契約違反、虚偽広告、不公正な商慣行で訴えられている。

数十年にわたり競合他社への依存を避けるため自社の技術スタックを所有しようと努めてきたiGiantは、Amazon、Microsoft、GoogleなどのライバルサービスプロバイダーのサポートなしにiCloudを立ち上げることができなかった、あるいはその意志がなかったと月曜日に提出された訴状は主張している。

少なくとも 2011 年に iCloud が MobileMe に取って代わって以来、Apple は iCloud の少なくとも一部の機能を AWS と Azure にアウトソーシングしてきました。

同社は2018年に5年間で100億ドルをデータセンターに投資することを約束したにもかかわらず、iOSセキュリティガイドの中で、暗号化されたファイルチャンクをAppleとAWSやGoogle Cloudなどのサードパーティのストレージサービスの両方に保存していることを認めている。

原告のアンドレア・ウィリアムズ氏とジェームズ・スチュワート氏を代表してサンノゼの米国地方裁判所に提起された訴訟 [PDF] では、iCloud のサービス契約では購入されるクラウド ストレージを Apple が提供していると規定されていると主張している。

「Apple が iCloud サービスのプロバイダーであると宣伝したことで (実際には、Apple は他の組織のクラウド設備上のクラウド ストレージ スペースを再販していただけだった)、クラウド ストレージが Apple によって提供されていると信じて iCloud に加入した原告メンバーの有料加入を獲得できただけでなく、加入者は最も機密性の高いデータのストレージ サービスのプロバイダーとして「Apple」ブランドを持つことに価値を置いていたため、Apple は iCloud サービスにプレミアム料金を課すことができた」と訴状には記されている。

原告らは、サードパーティのサービスにプレミアム料金を支払い、ファイルを渡すことになると知っていたら、iCloud を使う選択をしなかっただろうと主張している。

訴状によれば、中国本土ではアップルはクラウドストレージを提供するために現地の第三者を使うことが義務付けられており、同社はサービス契約の中でその事実を開示しているという。

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訴状は、他のクラウドプロバイダーに保存されている顧客データの暗号化キーは同社のみが保有しているとのAppleのiOSセキュリティガイドでの主張を認めつつ、Appleの行動の正当性を証明するものではないと主張している。

「iCloud利用者は、暗号化の有無にかかわらず、Appleが自身のデータを第三者に保管するよう交渉したり、同意したりしたことはない」と訴状は述べている。「…利用者は、信頼するAppleにデータを保管してもらうよう交渉し、同意し、料金を支払った。ところが、iCloud利用者の知らないうちに、同意もなしに、Appleは利用者のデータを第三者に引き渡し、第三者は利用者に全く知られずにデータを保管したのだ。」

訴状によると、AppleはiCloudデータの保管のためにAmazonとMicrosoftに年間約5億ドルを支払っているが、その慣行を正当化したり公に説明したりしたことは一度もないという。

The Register はApple にコメントを求めたが、同社は沈黙を続けている。®

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