CESああ、CES。毎年、DellやSamsungの大型製品発表の合間に、小規模な企業も登場し、しばしばとんでもない製品を発表する。例えば、Cycle Phone。
丸いんです。本当に丸いんです。
少し目を細めると、純正のAndroid 9.0 Pieを搭載したハイテクな化粧鏡のように見える。ほとんどのスマートフォンメーカーがヘッドフォンジャックを完全に廃止している中、この端末にはヘッドフォンジャックが2つ搭載されている。ウェブサイトでは「長方形ではない人のための、長方形ではないスマートフォン」と説明されている。
Cyrcle フォンは現在プロトタイプであり、最終的な仕様はオンラインでは公開されていないが、開発元の dTOOR は今年後半にデバイスを出荷する予定であると示唆している。
2017年に同社はKickstarterで「自分で作る」ワークショップを提供していた。
(ちなみに、GizChinaは同社担当者の発言を引用し、2021年に発売される予定だと伝えているが、丸いディスプレイでアプリをスムーズに動作させることが避けられない困難さを考えると、こちらの方が可能性が高いと思われる。)
dTOORの創設者クリスティン・サイア氏は、Auntie Beebとのインタビューで、この2つのヘッドホンのデザインは、恋に落ちたミレニアル世代が同じ音楽を一緒に聴けるようにヘッドホンスプリッターを購入する様子から着想を得たものだと主張しました。エル・レグ氏は2020年の現在、必ずしもそれが当てはまるとは考えていませんが、それでもこのコンセプトが真に興味深いものであるという事実は変わりません。
ちなみに、dTOORは円形フォームファクターを試した最初の企業ではありません。2003年に発売されたNokia 7600は、当時としては斬新なデザインとみなされた、目を引く円形筐体を誇りました。
ノキアの7600、2003年モデル - 当時最新の3Gを搭載したカメラが素晴らしい機器
そして、同じく曲線を取り入れた不運な Microsoft KIN もありました。
主な違いは、どちらの携帯電話も標準的な長方形のディスプレイを搭載しており、どちらも「本物の」スマートフォンとは言えないという点です。
もしこれが店頭に並ぶことがあれば、私たちはレビュー用ユニットを要求することになるでしょう。®