Twitter、月額約1000万ドルの定価でGoogle Cloudと契約

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Twitter、月額約1000万ドルの定価でGoogle Cloudと契約

Twitter は多くのものを Google のクラウドに移行すると発表したが、Google にとって良いニュースばかりではない。

鳥類ネットワークは、「コールド データ ストレージと柔軟なコンピューティング Hadoop クラスター」を Google に提供すると発表しました。

この発表では「数万台のサーバーにわたる 300PB を超えるデータ」について言及されているため、The Register はGoogle の便利なクラウド価格計算ツールに 300PB のコールド ストレージと 20,000 台のミッドレンジ サーバーを入力しました。

返ってきた引用文は次のとおりです。

Twitter用のGoogle Cloudの引用

The Register紙は、Twitterが提示した996万9209.60ドルには遠く及ばないだろうと推測している。Googleは大口顧客を欲しがり、獲得を目指すことで知られている。300PBのストレージと数千台のサーバーを抱える顧客を獲得できたことは、間違いなく喜ばしいことだろう。

しかし、これはGoogleの完全な勝利ではありません。Twitterが最近、自社のインフラストラクチャの詳細を公開した際に、様々なアプリケーション用の「数万台のホスト」について詳細に説明し、Apache MesosとAuroraの実装の一部をAWSで運用していたという事実からも、そのことが分かります。

GoogleはTwitterのビジネスの一部を獲得したように見えるが、Twitterのインフラは他にも豊富に存在する。そして、ツイートを担っているのはHadoopではなく、そのインフラなのだ。

したがって、Google はいくつかのビジネスを獲得しましたが、それは間違いなく重要なものですが、Twitter サービスにとって生死に関わるものではないと思われます。

Googleの喜びをさらに削ぐのは、マルチクラウド戦略が今やごく当たり前になっていることだ。組織は、すべての卵を一つのクラウドにまとめるのではなく、どのクラウドを提供しているかに関わらず、自社にとって最も理にかなったものを購入するようにと、常にアドバイスされている。

Googleのクラウドは、収益とマインドシェアの両面で、AWSとAzureに次ぐ堅実な第3位のクラウドです。今週開催されたガートナー社の「インフラストラクチャ、オペレーション管理、データセンターサミット」で筆者が参加したセッションでは、GoogleとIBMへの言及はあるものの、AzureとAWSに焦点が当てられていました。Twitter規模のクライアントがもう少し増えれば、この状況は変わるかもしれません。®

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