Googleがシドニーのクラウドリージョンを開始、一部のサービス提供開始

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Googleがシドニーのクラウドリージョンを開始、一部のサービス提供開始

Google Cloud Platform のシドニー リージョンがオープンしました...ただし、同社のクラウドが他の場所で提供している多くのサービスが利用できません。

同社は今朝早くにスイッチを入れ、数分前(本稿執筆時点)にその事実を明らかにした。

新しいリージョンには次のサービスがあります...

Google Cloud Australia 向けサービスを開始

…しかし、読者の皆様はApp EngineとDatastoreがこのリストにないことに気付かれるかもしれません。Googleはこれらを「まもなく」提供開始すると発表しています。しかし、Google製品のフルセットがオーストラリアでいつ利用可能になるかについては、まだ何も発表されていません。そのため、Googleの機械学習ツール、IDおよびセキュリティサービス、同社のビッグデータツールスイート、あるいはCloud Spannerデータベースなどを必要としている方は、期待しすぎないようにしましょう。

これらのサービスを利用する南半球のユーザーは、往復遅延を40~90%削減*することができなくなります。Googleは、これが新リージョンの最大の利点だとしています。アルファベット傘下の同社は、データ主権問題を抱える企業にローカルストレージを提供できることを大変喜んでいます。

Google がオーストラリアに進出すると発表した際に宣伝されていたとおり、この新しい地域には 3 つのゾーン (Google 用語では個別のビット バーン) があり、回復力を高めているが、Google がどのデータ センターをそのキットのホストとして選択したかについては何も発表されていない。

シドニーは、グーグルが2017年に進出を計画している8つの新拠点のうちの1つに過ぎません。世界規模での事業拡大を目指す同社は、ムンバイ、シンガポール、バージニア州北部、サンパウロ、ロンドン、フィンランド、フランクフルトにも進出を計画しています。調査会社ガートナーは先週発表したIaaSマジック・クアドラントで、グーグルは現在、顧客獲得のために大幅な値引きに頼りつつ、主流のワークロードに対応できるチャネルとサービスを構築していると述べています。

関連ニュースとして、AWS は本日、2018 年に香港リージョンを開設すると発表しました。®

*オーストラリアのユーザーが Google の他のアジアのビットバーンを利用するときに経験する往復時間と比較。

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