Apeiron は、Optane ドライブを追加することで、ADS1000 NVMe フラッシュ ドライブ アレイを高速化しています。
このコンセプトは6月にデモが行われ、2017年フラッシュメモリサミットの開幕早々、ついに実際の製品が登場します。Apeironの最高売上責任者兼マーケティング担当副社長であるジェフ・バーバー氏は6月、次のように述べています。「70/30の読み取り/書き込み比率で、OptaneとApeironの組み合わせでは、レイテンシがわずか13マイクロ秒であるのに対し、NANDでは500マイクロ秒です。大規模ブロックの書き込みでは、NANDの10倍の性能で、レイテンシは25分の1です。」
サーバーとADS1000間のリンクは、Intel AlteraベースのASICがNVMe/PCIeからイーサネットへのインターチェンジを管理する強化イーサネットを介して行われます。ストレージ管理は、ADS1000に内蔵された専用コントローラではなく、アプリケーションサーバーに移行されます。
アペイロン ADS1000
1UサーバーはOptaneアドインカード(AIC)を2枚しかサポートできませんが、2UシャーシのADS1000は2.5インチフォームファクタのドライブを24枚サポートし、ApeironはU.2フォーマットの2.5インチOptane(P4800Xドライブと思われます)を搭載できます。各ドライブは最大385GBまで搭載可能で、Optaneをフル装備したADS1000は9.24TBの容量となります。
これらはデュアルポートのOptaneドライブでしょうか? バーバー氏はこう答えました。「デュアルポートはパフォーマンスを低下させ、Optaneの本来の目的を損ないます。保護のためにドライブ全体をミラーリングすることで、読み取りパフォーマンスも2倍になります。OptaneのPCMの「充電」には時間がかかりますが、2台以上のドライブを使用することでこの遅延を解消しています。」
Optaneとフラッシュドライブを同じエンクロージャに混在させることも、OptaneとNANDを別々のシャーシに組み込むこともできます。どちらの場合でも、ストレージの階層化は可能です。
Apeiron によれば、Optanical ADS1000 をプールすることで、Optane ストレージ クラス メモリを数百、数千のドライブに拡張し、ペタバイト規模まで拡張できるという。
このADS1000は、お客様のアプリケーションが対応していれば、業界最速の単一アクセスストレージプールへのアクセスを提供します。この容量のストレージにこのレベルのアクセス速度が必要な場合は、Ape Ironにご相談ください。®