トヨタ、都市部の「みんなのための電気自動車」計画を廃止

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トヨタ、都市部の「みんなのための電気自動車」計画を廃止

電気自動車を殺したのは誰だ?今回はトヨタだ。トヨタは本日、計画していた量販向け小型電気自動車「eQ」を発売しないと発表した。

理由は、バッテリー技術がガソリンタンク1杯分に匹敵する走行距離を提供できていない限り、需要がないからだ。

「電気自動車の現在の性能は、走行距離、コスト、充電に時間がかかることなど、社会のニーズを満たしていない」とトヨタ副会長の内山田竹志氏はロイター通信に語った。

トヨタ eQ

トヨタはハイブリッド車に注力する。ハイブリッド車は、短距離走行にはバッテリー電力を活用しつつ、ガソリンを燃料として航続距離を延ばすこともできる。ドライバーは電気の限界に屈することなく、そのメリットを享受できる。

米国における天然ガスブームにより、天然ガス燃料の価格が急落し、その結果、天然ガスを燃料として発電するコストが削減されました。電力価格の低下により、プラグインハイブリッド車は他の車種やガソリン車、ディーゼル車よりも人気が高まっていくでしょう。

トヨタは本日、2015年までにガソリンと電気を併用したハイブリッドモデル21車種をラインナップに加えると発表した。そのうち14車種は全く新しいモデルとなる。残りはプリウスの派生モデルとなる。同社は、全ての車種にハイブリッドモデルを提供するとしている。

eQは2010年に発表されました。これは、2008年のEV Iと2009年のEV IIというミニ電気自動車コンセプトカーの設計努力の成果です。トヨタは、この電気自動車を2012年に米国で発売すると発表しました。発売は予定されていますが、真の量産市場への投入と見なすには台数が少なすぎます。®

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