オラクルの最新四半期の財務数値は、前年同期と比べてほぼ横ばいだった。
エンタープライズIT大手の同社は、2020年度第2四半期(11月30日締め)において、売上高がわずかに増加し、利益がわずかに減少したと発表しました。以下は木曜日に発表されたこれらの数字の概要です。
- 収益は96億1000万ドルで前年同期比1%増となり、アナリスト予想の96億5000万ドルをわずかに下回った。
- 純利益は23億1000万ドルで、前年の23億3000万ドルより1パーセント減少した。
- 1株当たり利益(非GAAP)は90セントとなり、アナリストの予想の88セントを上回った。
- クラウドサービスおよびライセンスサポートの収益は68億ドルで、前年同期の66億4000万ドルから3%増加した。
- クラウドおよびオンプレミスのライセンス収益は11億3000万ドルで、2019年度第2四半期の12億2000万ドルから7%減少した。
- ハードウェアの収益は8億7100万ドルで、昨年の8億9100万ドルより2パーセント減少した。
- サービス収益は8億600万ドルで、前年同期の8億1,700万ドルから1%減少した。
オラクルはサンフランシスコに心を残す。いや、オラクルに心があれば、そうするだろう。
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「Fusion および NetSuite クラウド アプリケーション事業は、またも好調な四半期となりました。Fusion ERP の収益は 37% 増加し、NetSuite ERP の収益は 29% 増加しました」と、最高経営責任者のサフラ・キャッツ氏は四半期報告書を精査する中で述べた。
「クラウドアプリケーション事業における、現在数十億ドル規模のERPセグメントの継続的な急成長により、オラクルは毎年2桁のEPS成長率を達成しています。今年も同様の成長を達成できると確信しています。」
利益と利益は横ばいだったものの、キャッツ氏には朗報もあった。データベース大手の最高経営責任者ラリー・エリソン氏は、ウォール街のアナリストとの電話会議で、共同CEOのマーク・ハード氏の死去に伴い、長年ハード氏と共同でCEOを務めてきたキャッツ氏が正式に単独の最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。
「2人目のCEOを迎える予定はありません。異例の事態でした」とエリソン氏はハードンキャッツのコンビについて語った。「マークとサフラは素晴らしいチームでしたが、私たちは既存のチームに全幅の信頼を置いています。」
オラクルの株価は時間外取引で2.87%下落し、1株当たり54.85ドルとなった。®