Open Compute Summit Facebook が Open Compute Project (OCP) の作成に着手したとき、その理由の 1 つは、基盤となるシリコンをユーザーから隠しているベンダーが多すぎるということだった。
プロジェクトのその部分は望み通りの効果を上げているようで、Broadcom は OCP サミットを利用して、Facebook の FBOSS オペレーティング システムと Microsoft の Switch Abstraction Interface (後者もサミットで初めて披露された) の下で自社のシリコンへの API アクセスを開発者に提供する予定であると発表しました。
Broadcom の OpenNSL API (GitHub で公開) は、OCP 市場における重要な前進を表しています。かつては強力に保護していた商用シリコンが、API を通じて外部から見えるようになります。
Broadcom は、OpenNSL (Open Network Switch Library) が「Broadcom のソフトウェア開発キット (SDK) をオープンなノースバウンド インターフェイスにマッピングし、新しいアプリケーションの統合とスイッチ ハードウェア プラットフォームの最適化を可能にする」と説明しています。
現在、API は StrataXGS Tomahawk および Trident II スイッチのみをサポートしています。
El Reg 氏は、下の画像でわかるように、シリコン自体と API の間にはまだ適度な距離があると指摘しています。
しかし、Facebook は API に十分満足しており、SDK 用の FBOSS エージェントをオープンソース化し、The Social Network TM がチップをうまく動作させる方法を World+Dog に確認させています。
Broadcom は OpenNSL API に加えてリファレンス コードも提供しており、パッケージにはネットワーク監視および分析用の BroadView 計測機能が含まれています。®