写真と動画中国の嫦娥月着陸船が月の裏側の初の写真を送信した。
北京の月深宇宙探査計画(CLEP)の関係者は今週、着陸機が撮影したフォン・カルマン・クレーターのパノラマ写真を公開した。そこには、あちこちに岩が散らばる、荒れ果てた穴だらけの地形が映し出されている。つまり、月の裏側は、まあ、表側とかなり似ているということだ。
中国の月面着陸船が撮影したパノラマ写真。遠くに切り離された探査車が写っている。出典:CLEP…クリックして拡大
月は地球に潮汐固定されているため、地球に住む私たちは月の片面しか見ることができません。着陸機と探査機が月面に着陸し、月の裏側まで到達したのは今回が初めてなので、撮影された画像は興味深く、また貴重なものです。
嫦娥号着陸機が着陸地点を撮影したリング状のパノラマ写真。画像提供:CLEP
通信衛星「鵲橋」が上空を周回して、地球と着陸機および探査機の間で指示とデータを中継します。
CLEPは、探査機の着陸から8日後の木曜日に行われた最終点検によると、着陸機、探査車、中継衛星は安定した状態にあると主張した。以下は、現在月面に着陸している中国で製造・打ち上げられたこれらの機器の写真である。
玉兔2号ローバーが撮影した嫦娥着陸機の画像。画像提供:CNSA
嫦娥号着陸機が撮影した玉兔2号探査車の写真。画像提供:CNSA
中国国家宇宙機関(CNSA)は、搭載カメラで撮影した着陸機と探査車の降下の様子を撮影したビデオも公開した。
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「玉兎2号」(通称「玉兎2号」)と呼ばれるこの探査車は、分光計を用いて月面を調査し、レーダーを用いて地下物質を探査します。嫦娥号は太陽からのコロナ質量放出を観測するほか、植物の種子や蚕の卵など、様々な物資を積載して月面に詰めます。嫦娥号は12月11日に打ち上げられ、1月3日に月面に到達しました。®
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