ファイバー チャネル スイッチャーの Brocade は、2 番目の 32Gbps (Gen 6) スイッチである G610 を発表しました。
8~24ポートの対応範囲を持つこの製品は、発売から1年が経過したG620(24~64ポート)の下位モデルに位置付けられます。小規模な共有ストレージファブリックのエントリーレベルスイッチとして、また大規模ネットワークのエッジ展開にも活用できます。
Brocadeは、VM Insightにより監視機能も強化しました。VM Insightは、Brocadeファブリックを使用するストレージネットワーク内の個々の仮想マシン(VM)の健全性とパフォーマンスを追跡します。G610にはセンサーが内蔵されており、管理スタッフにVMの統計情報を提供し、異常なVMアクティビティの特定を支援します。Brocadeによると、G610はVM Insightの監視機能を強化しました。
Gen 6ファイバーチャネルは最大32Gbpsで動作し、これは既存の16GbpsバージョンであるGen 5の規格における次の速度向上となります。概念的には、G610はBrocadeの既存のGen 5 6505エントリーレベルスイッチのGen 6版に相当します。Brocadeによると、G610はポイントアンドクリック式のユーザーインターフェースと内蔵NVMe機能を備え、使いやすくインストールも簡単です。
G610 左舷スケッチ
Brocade のファイバーチャネル スイッチのラインナップは次のとおりです。
- 第6世代FC(32Gbps)
-
- G610 – 手頃な価格の8~24ポート
- G620 – 強力な24-64ポート
- Gen 5 FC (16 Gbps)
-
- 6505 – エンタープライズクラスのエントリーレベル12~24ポート
- 6510 – ミッドマーケット向け24~48ポート
- 6520 – 動的ワークロード 48-96 ポート
- Gen 4 FC (8 Gbps)
-
- 300 – エントリーレベルおよびエッジ 8~24 ポート
この表から、64 ~ 96 ポート クラスの Gen 6 FC 製品 (おそらく 64 ~ 128 ポートの範囲) が予想され、G630 と呼ばれる可能性があります。
HPEは、StoreFabric SN3600Bファイバーチャネルスイッチというブランド名で、G610スイッチを出荷しています。DellはG610とVM Insightのリリースについて好意的なコメントを発表しました。Cavium(QLogicを買収)、富士通、HDS、Huawei、Infinidat、Kaminario、Lenovo、NetApp、Nimble、Pure Storage、Tegileも同様のコメントを発表しました。
G610のデータシートはこちら、技術仕様はこちらで入手できます。スイッチとVM Insightは現在、Brocadeのチャネルパートナーからご購入いただけます。®