厳しい表情のマレンチェンコ船長、帰国の準備

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厳しい表情のマレンチェンコ船長、帰国の準備

宇宙飛行士ユーリ・マレンチェンコ氏は国際宇宙ステーション(ISS)からの離脱の準備を進めているが、厳しい表情で知られるこのロシア人がついに地上に着陸した際に微笑むかどうかはまだ分からない。

マレンチェンコ氏と、第47次長期滞在の同僚であるティム・コプラ氏とティム・ピーク氏は、宇宙滞在186日を終えて、6月18日にソユーズTMA-19M宇宙船に乗り込み、地球への帰還を果たす予定だ。

昨年12月にバイコヌール宇宙基地から出発する前の3人の写真はこちらです。

ティム・ピーク、ユーリ・マレンチェンコ、ティム・コプラがソユーズTMA-19と一緒にポーズをとる。写真:イーサ

ティム・ピーク、ユーリ・マレンチェンコ、ティム・コプラがISSに向かう前にソユーズロケットの前でポーズをとる

ティム・ピーク、ユーリ・マレンチェンコ、ティム・コプラ

笑顔?そうは思わない

欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士ティム・ピーク、NASAの宇宙飛行士ティム・コプラ、そしてユーリ・マレンチェンコ宇宙飛行士が昨日ソユーズ宇宙船に搭乗する前

ソユーズ宇宙船への搭乗準備を整える宇宙飛行士たち。写真:NASA/ジョエル・コウスキー

54歳のマレンチェンコ氏は、第47次長期滞在を終えると、6回のミッションで合計823日間を宇宙で過ごし、合計34時間52分の船外活動6回を終えることになる。

第47次長期滞在クルー全員。写真:NASA

第47次長期滞在クルー(左から:オレグ・スクリポチカ、ジェフ・ウィリアムズ、アレクセイ・オブチニン、ティム・ピーク、ティム・コプラ、ユーリ・マレンチェンコ)。写真:NASA

彼は1994年、ミール16号ミッションでミール宇宙ステーションに初めて宇宙飛行しました。2000年9月には、NASAのSTS-106ミッションでスペースシャトル「アトランティス」に搭乗し、ISSへの滞在を終えました。それ以来、今回の滞在を含め、軌道上の宇宙ステーションを4回訪れています。

彼は2003年の第7次長期滞在で船長を務め、2007年から2008年の第16次長期滞在ではフライトエンジニアを務め、2012年には第32次長期滞在の一環として日本の星出彰彦宇宙飛行士とNASAのスニタ・ウィリアムズ宇宙飛行士に同行して宇宙に行った。

ユーリ・マレンチェンコ、スニータ・ウィリアムズ、星出彰彦

マレンチェンコ、ウィリアムズ、星出。写真:NASA

もちろん、マレンチェンコが全く笑わないということはまず考えられない。実際、2003年に自身の結婚式で段ボールの切り抜きの姿で登場した時には、笑っていたようなものだ。さらに、昨年12月にティム・ピークと一緒にポーズをとった際に警戒を解いた様子が捉えられたのが、さらなる証拠だ。

2015年12月、バイコヌールでのマレンチェンコとピーク。写真:

ちょっと待って、あれは…写真: NASA / Joel Kowsky

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ブートノート

*これは当社の計算によるもので、1日程度の誤差はありますが、訂正があれば喜んでお知らせいたします。正式な数字は近日中に発表される予定です。

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