Canalys Channels Forum来年の夏から Windows ベースの高級折りたたみ式 PC の出荷が開始される予定で、ThinkPad ファンの生活は近い将来、ずっと柔軟になりそうだ。
昨日バルセロナで開催されたCanalys Channels Forumで、ThinkPad X1シリーズの最新モデルとなる、まだ名前の決まっていないマシンが短時間公開されました。
この奇妙な紹介では、レノボのグローバルコマーシャルコミュニケーションおよびブランド担当ディレクターのミランカ・ミュッケ氏が、13インチのOLEDスクリーンデバイスをハンドバッグから取り出して、その曲がり具合を実演した。
「ここにありますよ。あなたもバッグに入れて持ち歩けますよ」と彼女は言った。「一日中持ち歩ける革装丁のノートPCのように見えますが、実は手のひらに収まるフルパフォーマンスのPCなんです」
ありがたいことに、Lenovo は、オンラインで天気をチェックしたり、買い物をしたり、読書をしたり、もちろん仕事をしたりなど、ユーザーが標準的なコンピューターでできることすべてについて、潜在的な使用例を挙げてくれました。
そして...このように折ります
PCは再び折りたたまれ、比較的小さなハンドバッグにしっかりと鍵をかけられ、価格や品質管理手順など、私たちが尋ねた質問への回答も添えられていました。出荷日が近づきましたら、さらに詳しい情報をお知らせします。
同イベントのステージに立ったレノボの最高執行責任者、ジャンフラノ・ランチ氏は、「おそらく来年第2四半期に出荷が始まるだろう」と語った。
ランチ氏は、「ハードウェアは準備できているが、ソフトウェア面ではまだ修正が必要な点があり、それは100%我々の責任ではない」と述べた。レノボはソフトウェアに関する作業についてこれ以上詳しく説明しなかった。
同最高執行責任者は、折りたたみ式 PC が販売面で世界を席巻するとは予想していないが、折りたたみ式 PC は新しいフォームファクタを代表するものであると述べた。
サムスンは今年初め、Foldスマートフォンで大きな関心を集めたが、多数のテスターがハードウェアの欠陥を発見したことで否定的なレビューに晒され、最終的には欠陥の修正のため発売が9月まで延期された。
サムスンの経験が招いた危機は、レノボにも理解されているだろう。そして、Foldの目もくらむような価格設定も。レノボの折りたたみ式PCがThinkPadシリーズに加わることで、レノボのイノベーションは安価ではなくなるだろう。®