AWS と Microsoft はアジアでのクラウドの存在感を拡大しています。
AWSは昨日、日本の大阪におけるAWSのサービスが、従来のローカルリージョンからスタンダードリージョンにアップグレードされたことを発表しました。この変更により、大阪には1つではなく3つのアベイラビリティゾーンが設けられることになります。
クラウド大手は、新しいアジア太平洋(大阪)リージョンでは、これまでよりも多くのサービスが新しい価格で提供される予定だと述べている。
この地域は AWS にとって世界で 25 番目、日本で 2 番目、アジア太平洋地域で 9 番目となります。
AWSはインドネシアに10番目のリージョンを開設する計画です。また、マイクロソフトは先週、新たなAzureリージョンを開設し、インドネシアにAWSを追加する計画を発表しました。
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マイクロソフトの発表によると、インドネシアにおける拠点には複数のアベイラビリティゾーンが含まれるとのことだが、その数や稼働開始時期については明らかにされていない。これはAWSと共通の遺漏だ。AWSは2019年にインドネシア進出の意向を発表したものの、未だに実現していない。AWSはインドネシア進出がアジアで9番目のリージョンになるとさえ述べており、その空きは大阪で埋められている。
マイクロソフトの発表は、同社がインドネシアの電子小売大手ブカラパックの株式を取得し、同社をグーグルのクラウドからアジュールに移行すると発表した後に行われた。
Googleといえば、同社のクラウドはすでにインドネシアで稼働している。Alibaba Cloudも同様だ。中国最大のハイパースケーラーである同社は、世界第4位の人口を誇るインドネシアに2つのデータセンターを保有し、今年中に3つ目のデータセンターを開設する予定で、東南アジア全体を最大の成長市場と見なしている。®