何百万人ものユーザーの「個人的な」詳細情報を収集し販売していた不正なFacebookアプリがまた一つ発覚した。
New Scientist誌の報道によると、myPersonalityアプリがFacebookプロフィールにアプリをインストールした最大300万人のユーザーの個人情報を収集・共有していたことが判明した。このデータは数百人の研究者に渡された。
ほら、私たちは何かをやっているよ: Facebookが200個のスーパースラーパーアプリを停止
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報告書によれば、ケンブリッジ大学の研究者らが開発したこのアプリは、データ共有は匿名であると宣伝していたが、セキュリティが不十分だったため、プロフィールの匿名性が失われる可能性があるという。
このアプリは4年間運営されていたが、今年4月にフェイスブックが停止したことを同ソーシャルネットワークが確認した。
「myPersonalityアプリはFacebookのポリシーに違反している可能性があると判断し、約1か月前に同アプリの提供を停止した」とFacebookの製品パートナーシップ担当副社長イメ・アーチボン氏はThe Registerに提供された声明で述べた。
「現在、アプリの調査を行っています。myPersonalityが協力を拒否したり、監査に合格しなかったりした場合は、アプリを禁止します。」
この暴露は、ケンブリッジ・アナリティカのスキャンダルを受けてFacebookがイメージ回復に努めているさなかに起きた。またしても何百万人ものユーザーから個人情報を収集していたことが発覚したことは、ザッカーバーグ氏をはじめとするFacebookにとって決して良いイメージとは言えない。
それでも、Facebookはユーザー情報の管理強化に向けた取り組みを広く国民にアピールするために、あらゆる手段を講じている。月曜日、アーチボン氏はザッカーバーグ氏が今年初めに約束したアプリ監査の予備調査結果を発表した。
フェイスブックは、調査のため「大量」のプロフィール情報を使用していた200個のアプリをすでに停止したとしている。
「当社には、これらのアプリをできるだけ早く調査するために、社内外の専門家からなる大規模なチームがあります」とアーチボン氏は述べた。
「これまでに数千のアプリが調査され、約200のアプリが停止された。実際にデータを不正使用したかどうかの徹底的な調査が行われている。」
これらの取り組みは正しい方向への一歩であると広く認識されていますが、キャンペーンが永続的な効果をもたらすかどうかは不透明です。結局のところ、私たちは以前にもこのような経験をしています。®