Visual Studio Code の新バージョンが、チョコレートエッグデーにちょうど間に合うように登場しました。「Raspberry Pi OS の公式サポート」を特徴としており、過去 1 か月ほど Raspberry Pi OS について不満を述べてきた人にとっては驚きかもしれません。
— Visual Studio Code (@code) 2021年3月31日
この場合の「公式」とは、MicrosoftがRaspberry Pi OS(旧称Raspbian)を搭載した小型コンピューター上でコードラングラーを起動して実行するための、Pi固有の手順を追加したことを意味するようです。この場合、sudo apt install code
通常の の後に簡単な を実行するだけで十分でしょうsudo apt update
。
このコードは、32 ビット版と 64 ビット版の両方で、数週間前にすでに Raspberry Pi OS APT リポジトリに登場しており、Microsoft 署名のキーが見つかったことで一部のユーザーがオープン ソースと透明性について懸念し、かなりの論争を巻き起こしました。
Visual Studio Code の登場を喜んでいる人もいましたが、メモリ面では少々厄介なところがあります (RAM がたっぷりない Pi で使用したいかどうかはわかりません)。
VS Code の新バージョン(1.55)では、アクセシビリティが最重要課題となっており、スクリーンリーダーによる複数カーソルのサポートが初めて開始されました。また、スクリーンリーダーが読み上げられる行数も 100 行から 1,000 行に増加しました(この制限を完全に撤廃する計画も進行中です)。
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その他の変更点としては、ターミナルで定義済みのプロファイルをサポートしたことが挙げられます。これは、デフォルト以外のシェルを起動するのに便利です。WebGLレンダラーがデフォルトになりました(2019年末に試験的に導入されました)。また、JavaScriptデバッガーの「デバッグの開始」と「入力時に停止」機能が復活しました。
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最後に、ユーザーがCLIフラグを使用してテレメトリを無効にしたかどうかを拡張機能が確認できるように、いくつかの追加APIが追加されました。拡張機能APIのオブジェクト--disable-telemetry
に追加プロパティが追加され、いつでも実行されるようになりました。®env
onDidChangeTelemetryEnabled
isTelemetryEnabled