企業データをアーカイブしたいとお考えですか?では、ガートナーの魔方陣のどこに当てはまるか見てみましょう…

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企業データをアーカイブしたいとお考えですか?では、ガートナーの魔方陣のどこに当てはまるか見てみましょう…

企業情報アーカイバーをランク付けした最新のガートナー社のマジック・クアドラントでは、マイムキャスト社がリーダーの座に就き、Proofpoint 社や Microsoft 社を含む常連の企業を率いた。

エンタープライズ情報アーカイブは主に電子メールの保存ですが、アナリストはインスタント メッセージング、SMS、企業の Facebook および Twitter フィード、EFSS (エンタープライズ ファイル同期および共有) プラットフォーム (Dropbox など) に保存されたデータ、さらには音声もアーカイブの対象としています。

調査対象となった組織の大多数が、メッセージングデータアーカイブの実装の更新または導入にSaaSを利用しており、多くの組織が上層部からオンプレミスのインフラを「削減」するよう指示を受けているという。いつものように具体的な組織名は明かさなかったものの、「メッセージングコンテンツ向けのSaaSサービスでは、通常、ユーザー1人あたり月額3~15ドル、オンプレミスソリューションではユーザー1人あたり月額20~60ドルのコストがかかる」と指摘した。

アーカイブは成熟した市場ですが、今年のレポートに機械学習データも必然的に登場していることを知っても、読者は驚かないでしょう。

MQチャートでは、ロンドンに本社を置くアーカイブベンダーのMimecastがトップに立ち、他の5社がリーダー象限に位置づけられています。Barracudaはチャレンジャー象限で独自の地位を築いています。ニッチプレーヤー3社とビジョナリー3社がランクインしています。GoogleのVaultはニッチキューブに位置づけられています。超常現象多角形ラングラーによると、アーカイブを主な用途とする場合、Googleのアーカイブ製品は「G Suite Basicの比較的高価なアドオン」となるとのことです。

ガートナー_IA_MQ_2018年12月

2016年12月版と比較すると、Mimecastは2年間リーダー企業のトップを維持している一方、VeritasとZLはビジョナリーとリーダーの順位を入れ替えました。ガートナーは、VeritasのEnterprise Vault.cloudが「オンプレミスからSaaS環境への移行に伴う使いやすさとユーザーアクセス」において競合他社に遅れをとっていると説明しています。しかしながら、その強力な「包括的なコンテンツの可視性と分類」機能は、アナリストから高く評価されました。ガートナーによると、ZLのユーザーは製品サポート、拡張性、カスタマイズについて高い評価を得ているものの、「製品リリースの遅延」が「顧客が指摘する問題点」であると付け加えています。

Microfocusは2年前はチャレンジャーでしたが、今では先見の明のある企業へと成長しました。一方、Barracudaは2016年のニッチプレイヤーから今年はチャレンジャーへと躍進し、より優れた実績を上げています。ガートナーは、中小企業向けベンダーであるBarracudaのアーカイブソリューションについて、「完全なクラウドベース」という部分を「強み」として挙げています。しかしながら、BoxやDropboxといったビジネス向けファイル同期・共有プラットフォームなど、一部のコンテンツタイプでは「機能が不足している」とガートナーは警告しています。

各サプライヤーの強みや「注意点」に関する詳しい情報は、こちらをご覧ください。®

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