リーナス・トーバルズ氏、罵倒を「謝罪」、Linux自体の人気を非難

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リーナス・トーバルズ氏、罵倒を「謝罪」、Linux自体の人気を非難

Linux の最高責任者 Linus Torvalds 氏は、セキュリティ中心のカーネル貢献者の一部を「クソバカ」と呼んだことについて、少し謝罪した。

トーバルズ氏は、グーグル開発者のキース・クック氏によるカーネル強化の提案に対して、罵詈雑言を浴びせながら激しく非難した。

Googleのセキュリティ担当者、マシュー・ギャレット氏はトーバルズ氏にこう尋ねた。「このパッチセットがどのようなものになることを望んでいたのか、もう少し詳しく説明していただけますか?」

これに対してトーバルズ氏は、「デフォルトの警告でパッチの実際の状態はかなり良好だと思います」と答えました。

「でも、私が本当に望んでいるのは、こうしたセキュリティ強化についてあまり心配しなくて済むようになることです。前回のユーザーアクセス強化は、予想以上に大変なものでした。」

次の段落では、次のようにこの問題を個人的な問題として取り上げています。

トーバルズ氏はその理由を、「4.15のマージウィンドウが予想以上に大きくなってしまった」ためだと説明しました。「もしかしたら私の考えが甘かったのかもしれませんが、4.14はLTSなので、今回のリリースは(4.9と4.10のように)小さくなるだろうと思っていましたが、実際にはそうはなりませんでした。」

「だから、私が本当に望んでいるのは、こういう引っ張り合いが私にとってそれほど神経質にならないようにすることなんです。それは主に、人々が取っているアプローチを心配しているからなんです。だから『警告は後から来た』という話に、私はあんなに強く反応してしまったんです。」

彼は最後に「強い言葉で申し訳ありません」と言った。

リーナス・トーバルズが中指を立てる

Linus Torvalds氏、「セキュリティ担当者の中にはクソバカもいる」

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Linux は当然ながら大成功を収めており、主任開発者が自宅でバスローブ姿で働き、正午過ぎまでシャワーを浴びない場合でも、その開発プロセスがイノベーションを生み出せることを実証しています。

しかし、トーバルズ氏の発言は、少なくとも今回のLinuxリリースにおいては、自身がボトルネックになっていることを認めたと解釈するのは容易だ。しかし、ボトルネックには正しい考え方がある。クック氏の提案に関する彼の投稿は、ソフトウェア開発への賢明なアプローチを示唆するものとして好評を博している。®

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