東芝がSASブーストで14TBの容量を別のヘリウムドライブに詰め込んだ

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東芝がSASブーストで14TBの容量を別のヘリウムドライブに詰め込んだ

東芝は、同等の SATA 製品に加えて、ヘリウム充填 3.5 インチ フォーム ファクター SAS ディスク ドライブを追加しました。

SATA を使用する MG07ACA と同様に、キャッチーな名前の MG07SCA には 12 TB と 14 TB の容量が用意されていますが、6Gbit/s SATA リンクの代わりにデュアル ポート 12Gbit/s SAS インターフェイスを使用します。

MG07ACAは既に10TBと14TBの容量を持つMN07 NASドライブを生み出しています。Western DigitalとSeagateはどちらも14TBのヘリウムガス充填ドライブ製品を提供しており、技術の成熟に伴い製品カテゴリーも拡大し​​ています。

MG07SCAは、東芝のMG06SCAエアフィルドドライブの実質的な代替品であり、6Gbit/s SASインターフェースと10TBの容量を備えています。MG06SCAは常時使用を想定して設計されています。MG06よりも電力効率が50%向上し、平均故障時間(MTO)は250万時間、年間転送容量は550TB、ロード/アンロードサイクルは60万回を誇ります。

東芝_MG07_SCA

東芝 MG07SCA

14TB 製品にはプラッターが 9 枚あり、12TB モデルにはプラッターが 8 枚あると理解しています。

256MiB のキャッシュを搭載し、12TB の容量レベルでは 242MiB/秒、14TB レベルでは 248MiB/秒でデータを転送します。

ドライブメーカー3社すべてが14TB製品を発売し、シーゲイトは2020年にマルチアクチュエータ搭載の20TB HAMRテクノロジー製品の出荷を見込んでいる今、私たちは、それまでに現在の磁気記録技術で容量がさらに飛躍する可能性があるのか​​、と自問しています。もしかしたら16TBになるかもしれません。メーカーは沈黙を守っています。

東芝のMG07SCAドライブは現在サンプル出荷中です。スペックシートはこちらでご覧いただけます。®

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