美容師やディスクドライブ、フラッシュメモリのファウンドリ関係者が言うように、重要なのはレイヤリングです。東芝は10.5Kディスクドライブにプラッターを追加して容量を増強し、フラッシュメモリ工場を改造して、平面NANDを多層化した3Dフラッシュチップを生産しています。
東芝のAL14SE 10.5K 1.2TBディスクドライブ
東芝は、2.5インチディスクドライブAL13SEにプラッターを追加し、最大容量を3分の1増加させて1.2TBにアップグレードしました。両ドライブとも回転速度は10,500rpmで、インターフェースは6GB SASから12GB(デュアルポート)にアップグレードされています。キャッシュ容量も64MBから128MBに倍増しています。
新しいドライブは、最新世代のホスト コントローラおよびホスト バス アダプタとの互換性を確保するために 512n セクター長を備えています。
AL13SEとAL14SEの比較
トッシュ氏は、「AL14SEは、オプションのRAID再構築アシストやオプションの自己暗号化機能セットといった付加価値機能のOEMカスタマイズをサポートするように設計されています」と述べています。10.5Kの回転速度を備えたこのドライブは、容量は少ないが高速な15Kドライブと、容量は大きいが低速な7.2Kドライブの中間的な存在です。
HGSTとSeagateはどちらも、12Gb SASインターフェースを備えた1.8TB 2.5インチドライブを販売しています。SeagateはEnterprise Performance 10K.8、HGSTはUltrastar C10K18000です。両社は中間的なアプローチを採用しており、東芝は追いつくために面密度を向上させる必要があります。
SanDiskフラッシュファブ変換
トッシュとパートナーであるサンディスクは、四日市工場の新Fab 2における設備の設置開始を発表しました。これは主に、現行の2D NANDチップの大部分を3Dフラッシュメモリ(BiCS FLASH)に移行するために必要なクリーンルームスペースを確保することを目的としています。
BiCS FLASHチップの生産は2017年第1四半期に開始される予定だ。「東芝とサンディスクは、それぞれの要件に基づいて、3Dフラッシュメモリへの移行の範囲と時期を決定する」と伝えられている。
東芝 AL14SE 512n セクター HDD のサンプルは現在入手可能です。®