ファーウェイは2019年後半に5Gスマートモバイルを発売すると約束

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ファーウェイは2019年後半に5Gスマートモバイルを発売すると約束

ファーウェイは、同社初の5G対応スマートフォンを1年強以内に発売すると発表した。中国南東部の深センで開催された年次グローバルアナリストサミットで、この発言が行われた。

この端末はファーウェイ独自の5Gモデムを搭載し、「2019年後半」に登場する予定だ。

— ニール・シャー(@neiltwitz)2018年4月17日

5G は、構想段階から現実のものとなりつつあり、Huawei は、その中核となる 5G ネットワークがユーザー 1 人あたり 20Gbps 以上を割り当てられるようになると自慢していました。

同社はまた、5Gを固定回線ブロードバンドと同等の速度に引き上げることを目指した拡張モバイルブロードバンドサービス(次世代モバイルネットワークイニシアチブ(NGN)の専門用語ではeMBB)にも注力しています。高速鉄道や、オフィスやスポーツ会場といった需要の高い密集地域など、様々なユースケースにおいて、5GはLTEに比べて大幅な改善をもたらすことが期待されています。

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しかし、ファーウェイはもう少し魅力的な分野、つまり高帯域幅のコンシューマー向けアプリに注力しました。「Retinaエクスペリエンス」無線は、16K解像度、120フレーム/秒の動画を5~9ミリ秒の遅延でサポートします。これは、VRやAR機器で乗り物酔いを防ぐために必要な性能です。ファーウェイのシナリオでは、十分な帯域幅があるため、レンダリングはかさばるヘッドセットではなくクラウドで実行できます。

ファーウェイは2月のMWCで、同社初の5Gモデム「Balong 5G01」チップを発表しました。しかし、消費電力が大きいため、まずはスマートフォンではなく、自動車やホットスポットに搭載されることになります。このチップは2.3Gbpsの速度を実現できる見込みで、これは本日発表されたギガビットLTEをはるかに上回ります。

クアルコムのロードマップでは、5Gに割り当てられている周波数帯で動作するLTE IoT(eMTCとNB-IoTという2つの狭帯域技術を統合)を用いた5G eMBBサービスの商用展開を来年末に予定しています。クアルコムはLTE Advanced Proを5Gへの足掛かりと捉えています。®

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