Citrix は、Microsoft が昨年廃止した Azure Remoteapp アプリケーション公開サービスの代替となる XenApp Essentials について、さらに詳しい情報を公開しました。
昨日、この製品について記事を書きました。兄弟製品であるXenDesktop Essentialsがあまり注目されていなかったからです。XenApp Essentialsは2017年前半にリリースされると約束されていましたが、ほとんど音沙汰がありませんでした。
製品についてはまだ詳しくお伝えできませんが、Citrixは少なくとも製品の価格を発表しました。それでは、その価格をご覧ください。
Citrix が自社のクラウド、Azure、または自社のクラウドから配信する製品のフル バージョンの価格を次のように設定します。
The Registerの仮想化担当にとって、これは注目すべき点です。なぜなら、上のグラフに示されているバンドルは、Essentialsエディションを両方実行するよりも安価に見えるからです。XenDesktop Essentialsもユーザーあたり月額12ドルなので、計算してみましょう。Essentialsエディションごとに月額24ドル、さらにリモートアクセス料金を加えると、12ヶ月で363ドルになります。これは、Citrixのフル機能Xen製品の価格よりも月額90ドル高いことになります。
これらのフル製品は、Essentials よりも多くの機能を備えています。Linux アプリやデスクトップを公開したり、NetScaler に接続してネットワークパフォーマンスを向上したりできます。また、Essentials の類似製品と同様に、Azure でホストできます。
できるだけ早く移行したい人のために Microsoft が Essentials の価格を半額にしているのも不思議ではありません。®