世界の他の国々は5Gに夢中になっているようだ。ドイツは周波数オークションで66億ユーロ(58億ポンド)を調達したばかりで、韓国では100万人以上が5G契約に加入している。
一方、英国は依然としてためらいながら水に足を浸している状態だ。
ドイツの巨大通信会社ドイツテレコムは、52日間続いた入札合戦でボーダフォンをはじめとする他通信会社と争ったが、昨日終了した。ドイツテレコムは最大の資金(22億ユーロ)を投じたが、支払わざるを得なかった高額な買収価格に不満を表明した。
「ドイツにおけるネットワーク展開は大きな後退を余儀なくされた。価格はもっと低く抑えられたはずだ」と、テレコム・ドイツの取締役ディルク・ヴェスナー氏は述べた。
「改めて言うが、ドイツの周波数帯は他国よりもはるかに高価だ。ネットワーク事業者は今やネットワークを拡張する資金が不足している」と彼は不満を漏らし、この件全体が「苦い後味」を残したと付け加えた。
O2は4Gスペクトル全体を食い尽くし、仲間たちは5Gバンドをいじくり回している
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昨年、英国の周波数オークションが終了した際、3.4GHz帯の5G周波数帯域の一部が含まれ、総額13億6000万ポンドが調達された。ただし、これには4Gサービス用の2.3GHz帯も含まれていた。
5G向けの新たな周波数オークションは来年予定されており、これには3.6〜3.8GHz帯が含まれる予定だ。
EEは6都市で最初の5Gサービスを開始したばかりで、Vodafoneは7月、Threeは8月にサービスを開始する予定です。一方、韓国では年末までに約85都市で5G接続が利用可能になる予定です。
5Gの盛り上がりを逃したくない英国政府は昨日、5Gテストベッド・トライアルプログラムの一環として、5Gモバイルネットワークプロジェクトの新たなラウンドを実施するために4,000万ポンドを投入しました。このプログラムの新たなフェーズは、物流と製造業の分野を支援するものです。
デジタル・文化・メディア・スポーツ省の広報担当者は、物議を醸しているキットメーカーであるファーウェイからの入札を検討するかどうかについては肯定も否定もしなかった。
同省は、政府が近々行うサプライチェーンレビューの結果を待っており、ファーウェイの今後の5G投資を検討する際にはそれを反映させると理解されている。®