ミランティスは、ベアメタル、パブリッククラウド、その間のすべてを脅かすKubernetes-as-a-Serviceを予告している

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ミランティスは、ベアメタル、パブリッククラウド、その間のすべてを脅かすKubernetes-as-a-Serviceを予告している

KubeCon Europe今週の Linux Foundation の KubeCon で、クラウド サービス企業の Mirantis が、マルチクラウド クラスターの自己管理とプロビジョニングを目的としたテクノロジーである、近々発売予定の Kuberentes-as-a-Service 製品をこっそりと公開しました。

流行語ビンゴをやっている人たちは、少なくともこの技術が現在の非公開のアルファ段階から、2019 年後半にもう少し公開されたものになるまでは、カードを置いておけるでしょう。

ミランティスの共同創業者兼CMOであるボリス・レンスキー氏によると、この場合の「マルチクラウド」とはオンプレミスとパブリッククラウドを意味し、最初にサポートされたパブリッククラウドはAWSです。レンスキー氏は、AzureやGoogle Cloudがそれに続くかどうかについては明言を避け、「多くの場合と同様に、顧客の要求に基づいて決定される」と述べました。

しかし、オンプレミスこそが今や主流です。Renski氏はKaaSをGKEに例え、ユーザーがログインできるダッシュボード(ID管理統合はKeyCloakベース)を備え、クラスターのプロビジョニング、権限の設定、その他様々な操作を行えるとしています。

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ただし、KaaSの場合、ソフトウェアはオンプレミスでも問題なく動作します。ノートパソコンなどでも動作しますが、ミランティスはもう少しエンタープライズ向けの環境を望んでいます。

意図的に軽量化され、Ubuntu LTS を実行する KaaS は、OpenStack ユーザーに馴染みのあるプロビジョニング技術である Ironic の連携により、ベアメタル環境にも対応します。さらに、AWS 上の VM へのプロビジョニングもスムーズにスケールアップできます。Renski 氏は、「ベアメタル クラスターをパブリック クラウドのクラスターに接続することで、単一の環境を完全に制御できるようになります」と述べています。

当然のことながら、IstioサービスメッシュやHarborイメージレジストリとのネイティブ統合も実現されています。Renski氏はさらに、「高可用性Kubernetesのデプロイメントを実際に行うために、クラスターAPIの基盤でKubesprayを使用しています」と付け加えました。

Kubernetes-as-a-Serviceは、オンプレミス環境でクラスタを迅速かつ簡単に立ち上げたいユーザーにとって魅力的な選択肢です。6月末までにベータ版をお試しいただけるようになり、その後まもなく本番環境への導入が予定されています。®

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