ノキアの代表者によると、同社はディスプレイの切り欠き部分「ノッチ」を隠す機能を、グーグルからの要請により撤回したようだが、その後復活させたという。
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HMD Globalの最高製品責任者であるJuho Sarvikas氏は今朝Twitterで、Nokia 6.1 Plusではブラックアウトオプションが「有効化」されると述べた。
これは、フォーラムのモデレーターが、Nokia 6.1 Plus の最新アップデートで、ユーザーがディスプレイの切り欠きを非表示にすることができなくなったことを「Google の要件に従って」確認してファンを怒らせた翌日のことだ。つまり、それは HMD Global/Nokia が望んでいたことではなかったということだ。
その後、このコメントはスレッドから削除されました。スクリーンショットはこちらでご覧いただけます。
6.1 Plus は Android One スマートフォンです。One は、低価格帯の Android デバイスに秩序と統一性をもたらすという Google の計画です。
GoogleとOEM間のOne契約の詳細は非公開ですが、GoogleはOneスマートフォンが厳格な設計ガイドラインに従うことを規定し、その代わりに定期的なパッチとアップデートを保証しています。当初はインドなどの新興市場で100ドルのスマートフォン向けに発売されましたが、Oneは再発売され、ミッドレンジのデバイスもカバーするようになりました。そして、Oneに最も熱心なのはHMDブランドのNokiaで、同社は現在6種類のOneデバイスを市場に投入しています。
ファンが指摘したように、これは多様性を推進するAndroidブランドの広告スローガン「Be Together, Not the Same(共に、同じではなく)」と多少矛盾しています。LGやHuaweiといった他のOEMは、ディスプレイの切り欠き部分のあるスマートフォンを自由に設計し、その切り欠き部分を表示するかどうかはユーザーに委ねています。Android Oneのライセンシーには、そのような選択肢はないようです。
我々はHMD GlobalとGoogleにコメントを求めて連絡を取った。
ノッチ感染は減速しつつあると言われていたが、今のところは。®
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スマートフォン市場を長期にわたって観察してきた人々にとっては皮肉なことだ。
10年前、ノキアはAndroidの脅威を回避するため、競合する携帯電話メーカーにMeego Linuxプラットフォームのライセンス供与を試みたが、他のOEMはそれを拒絶した。ノキアはプラットフォームと端末の両方を製造していたが、GoogleのAndroidはそれほど脅威ではないと考えられていた。なぜなら、Androidは携帯電話を製造していなかったからだ。今となっては、この件について無神経に笑えるだろう。
ワニの口の中に頭を突っ込んだ HMD Nokia に関しては、時々噛まれることについて文句を言うことはできない。