Accelerite、Citrix CloudPlatformを「Rovius Cloud」として再浮上

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Accelerite、Citrix CloudPlatformを「Rovius Cloud」として再浮上

Accelerite 社は、2016 年 1 月に買収した Citrix の CloudPlatform で何を実現したかをついに明らかにしました。

CloudPlatformは、ユーザーにサーバーとストレージ群をプライベートクラウドに統合する機能を提供し、エンドユーザー企業やサービスプロバイダーで一定の成功を収めました。Citrixは、アプリケーションパブリッシングと関連製品が将来の事業の柱となると判断し、CloudPlatformを売却しました。

Accleriteは、インドのPersistent Systems傘下の開発者からベンダーへと転身した企業で、エンドポイント管理ソフトウェアというルーツを超えて成長するためにCloudPlatformを買収しました。この新たな成長は「Rovius Cloud」と呼ばれ、ハイブリッドクラウド管理プラットフォームを提供しています。

ロビウス雲

青いボックス内の処理はすべてCitrixのCloudPlatformが行いました。外側にあるものはすべてRoviusにとって新しいものです。拡大はこちら

Rovius Cloudは、リソース検出、インフラ監視、ログ分析、パフォーマンス監視、キャパシティプランニングを提供する「Ops Manager」を搭載しており、Xen、Hyper-V、ESX、KVMハイパーバイザーを管理できます。これらはすべて、Acceleriteの大規模ファイルシステムと統合されています。

同社のクラウド担当ゼネラルマネージャー、ラジェシュ・ラムチャンダニ氏によると、Roviusはクラウドバーストにも参入しており、当初はAWSに対応していたが、AzureとGoogleのクラウドにも「近日対応」する予定だという。また、The Register紙の取材に対し、Roviusは顧客のハードウェア資産をざっと確認するだけで、約20分で機能的なクラウドへと変換できると述べ、 The Register紙がハイパーコンバージドベンダーから聞く速度と同等のスピードを実現していると語った。

マイクロソフト、VMware、その他のクラウドベンダーの製品とそれほど変わらない機能セットに魅力を感じないとしても、ラムチャンダニ氏はRoviusの価格設定に魅力を感じてもらえることを期待しています。また、BTがパブリッククラウドに、そして大手ソフトウェア開発者がテスト・開発環境の構築に利用したCloudPlatformを採用したような組織は、Citrixのプラットフォームがより大規模で優れたクラウド管理ツールの中核を担うようになった今、仮想化・クラウド業界の大手企業以外を選ぶ理由を再び見つけるだろうと彼は考えています。®

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