PCが遠い記憶となりつつある中、HPEはベンチマークとなるブラスターフラッシュアレイを発表

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PCが遠い記憶となりつつある中、HPEはベンチマークとなるブラスターフラッシュアレイを発表

オールフラッシュ3PARアレイがSPC-2ベンチマークチャートのトップに躍り出ました。HPEさん、素晴らしいですね。PCやプリンターからの独立を実現する絶好のタイミングですね。

3PAR 20850 は、合計 62,844 MB/秒のスコアを記録し、EMC の VMAX 400K の 55,643.78 MB/秒を上回りました。

このベンチマークは、大規模ファイルの処理、大規模データベース クエリ、およびビデオ オン デマンドという 3 つのコンポーネント ワークロードから計算された全体的な数値のペアを使用して、スループット (MB/秒) と (割引) 価格/パフォーマンスの観点からアレイのパフォーマンスを測定します。

HPの8コントローラーノードアレイはミラーリングされたフラッシュメモリを使用し、24台のドライブエンクロージャーに144台の480GB SSDを搭載することで、28.86TBのアドレス可能容量を実現しました。アレイへのアクセス要求には、Brocade製の16Gbit/sファイバーチャネルスイッチが組み込まれていました。定価は320万ドルでしたが、割引後では125万ドルになりました。

縦軸に価格性能比、横軸にスループットをとって、様々なSPC-2アレイのスコアをグラフ化しました。一般的に、下の方、右の方に位置するアレイの方がSPC-2スコアが高い傾向にあります。なお、これは履歴グラフであるため、上の方、左の方に位置するアレイは古い製品である傾向があり、すでに入手できていない可能性もあります。

P_3PAR_20850_SPC_2

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とはいえ、このグラフからわかるように、3PAR 20850はKaminarioのオールフラッシュK2 v4(33,474.93 MB/秒)やOracleのZS4-4(31,486.23 MB/秒)のスコアをはるかに上回っています。このSPC-2の結果について自慢するHPのブログ記事はこちらをご覧ください。HPは今やSPC-2の王者です。®

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