1.5MWの「実証」太陽光発電所が送電網に登場

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1.5MWの「実証」太陽光発電所が送電網に登場

ビクトリア州のミルデューラの町の近くにあるカーワープで1.5MWの集光型太陽熱発電所の開所式が行われ、建設業者は将来この敷地が100MWの発電所に拡張されることを期待している。

ソーラーシステムの導入は、6月下旬にパイロットモードで電力網への電力供給を開始し、40台の集光型太陽光発電皿が太陽を追跡し、100枚を超える曲面鏡が太陽光を高効率のPVセルに集中させました。

効率43パーセントのこのセルは標準的なPVセルの約2倍の出力を提供し、同社はさらなる研究によってこの技術の将来世代が50パーセントを超えることを期待している。

ソーラーシステムズの親会社であるサイレックス社は、この設備の均等化発電原価(LCOE)を公表していないものの、リニュー・エナジー社は、数年後には1kWhあたり10セント(1MWhあたり100豪ドル)を下回る水準まで到達できると予想していると報告している。これは、新規発電施設において、集光型太陽光発電所が石炭火力発電やガス火力発電を大きく上回ることを意味する。

ミルデュラの太陽光発電システムの設置

ミルデュラ近郊のカーワープにあるソーラーシステムの1.5MW集光型太陽光発電所

2月にブルームバーグ・ニュー・エナジー・インベストメンツは、オーストラリアの新規ガスベースロ​​ード発電所のコストは1MWhあたり116豪ドル、新規石炭火力発電所のコストは1MWhあたり143豪ドルだと報告した。

この明らかな利点にもかかわらず、Silex 社は、ミルデュラの 100 MW への拡張計画のために 1 億 1,000 万オーストラリア ドルの政府資金を求めています。®

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