VMwareは、Fusion macOSデスクトップハイパーバイザーのM1リリースまで「数か月」あると発表

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VMwareは、Fusion macOSデスクトップハイパーバイザーのM1リリースまで「数か月」あると発表

VMware は、macOS デスクトップ ハイパーバイザー Fusion を Apple の新しい M1 シリコンのネイティブ バージョンとしてリリースするまで「数か月」を要している。

プロダクトマネージャーのマイケル・ロイ氏は、製品に関するニュースは「検討中」であり、今週中に発表される予定だと述べていたが、Twitterでこのニュースを明かした。この「検討中のニュース」という発言は、製品に関するブログ投稿を指していたことが判明した。

その情報をどこから得たのかは分かりませんが、ユーザーの手に何かを届けるまでにはまだ数か月かかります。

来週、進捗状況に関する最新情報を投稿する予定です (順調に進んでおり、パフォーマンスには驚かされています...) が、まだ道のりは長いです。

— マイケル・ロイ(@mikeroySoft)2021年4月23日

VMwareは通常、VMworldカンファレンスの1週間前にFusionとそのWindows版であるWorkstationの新バージョンをリリースします。このイベントは2021年10月5日に予定されており、以前の実際のバージョンより5週間遅れています。

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一部の人にとっては、これはかなり長い待ち時間のように思えるかもしれません。VMwareが競合他社のParallelsに市場を独占させてしまうのではないかと。しかし、VMwareは近年、デスクトップハイパーバイザーにハイブリッドクラウドとKubernetesのサポートを追加しており、Parallelsや、Mac上でWindowsを実行するという最も話題となるユースケースとの直接的な競合ではなくなりました。Virtzillaのデスクトップハイパーバイザーは、Parallelsの課題を快適に解決できるだけでなく、開発者にとってより充実したツールも提供しています。

もう一つ考慮すべき点があります。VMwareは、主力ハイパーバイザーであるESXiのArm版の開発に取り組んでおり、この製品は現在Intel搭載Mac Miniで公式にサポートされています。これは、VMwareが、小売店で購入できる小型で安価なサーバーを特定の用途に使用できるという考え方を好んでいるためです。

最新のMac miniはAppleのM1を搭載しています。FusionとESXiはコードの共通性は低いものの、ESXi-on-ArmがM1 Mac miniに搭載される可能性は、Armサーバー市場を興味深い方向に導く可能性があります。®

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