ネットワーク通信事業者Level3は、金曜朝に米国の一部地域で発生した停電はケーブルの切断が原因だと発表した。
同社によれば、テキサス州ダラス地域のケーブルが切断され、ハブを通過するトラフィックのサービスが中断しているという。
Level3 は、この件に関してEl Regに次のような声明を伝えました。
Level 3ネットワークは現在、テキサス州ダラス地域における第三者工事による光ファイバー断の影響により、米国中部地域でサービスに支障をきたしております。ネットワークと通信サービスの信頼性確保は当社の最優先事項であり、障害発生時のお客様への影響を最小限に抑えるよう尽力しております。技術者がサービスの復旧に取り組んでおります。
監視サイト「ダウンディテクター」によると、Level3のサービスに関する障害報告は、ケーブル切断の情報が明らかになった金曜日の朝から急増した。サイトの地図では、ダラスのケーブル切断を示唆する問題報告がテキサス州に集中していることが表示されている。
ダウンディテクターからのレポートのヒートマップ
シカゴ地域のユーザーからも、昨日同地域で発生した切断に関連する問題が報告されています。Level3は、同地域のケーブルも損傷したと報告しています。ダラスでの障害と同様に、シカゴの問題も、第三者の作業員が同地域のLevel3光ファイバーケーブルを誤って損傷したことが原因とされています。
このような切断は、切断が発生したサイトだけでなく、損傷したケーブルからのトラフィックが近隣のハブを経由して再ルーティングされるため、近隣の地域にも問題を引き起こす可能性があります。®