バック・トゥ・ザ・フューチャー Nexsan が SATABeast を復活

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バック・トゥ・ザ・フューチャー Nexsan が SATABeast を復活

Imation の残骸の中で唯一生き残った実質的なストレージ ビジネスである Nexsan は、60 台の 8TB 7,200rpm ディスク ドライブ (合計 480TB) を搭載した 4U シェルフで SATABeast アレイを復活させました。

ImationのウェブサイトはNexsanに全面的に刷新され、Imationに関する記述はほぼすべて削除されました。今後、Imationの未来はNexsan中心となります。

AutoMAID(Automatic Massive Array of Idle Drives)テクノロジーによるディスクスピンダウンにより、BEASTは同等のMAID非搭載アレイと比較して85%の電力削減を実現したと謳っています。BEASTをフルラックに搭載すると4.8PBのデータを保存できます(ただし、かなり重量が増します)。

ただし、最大の BEAST アレイは 2 x 60 ベイ拡張ユニットで 12U を占有し、1.44PB まで拡張できるため、4 つのシステムになります。

このシステムは、ホットスワップ対応のコントローラ、ハードディスクドライブ、電源、ファンを備えた完全冗長構成です。デュアルアクティブ/アクティブコントローラを搭載し、RAIDレベル0、1、1+0、4、5、6をサポートしています。ホスト接続は、8Gbit/sファイバチャネル(コントローラあたり2ポート)または1GbitE iSCSI(コントローラあたり2~4ポート)です。これはPony Express製品ではなく、大容量ストレージの主力製品です。

ネクサン_ビースト

Nexsan BEASTアレイ

Nexsan社によると、このシステムはシーケンシャルストリーミングアプリケーション向けに最適化されているとのことです。CEOのボブ・フェルナンダー氏は、定型文でこの点について次のように述べています。「Nexsan BEASTは、デジタルビデオ監視、ビッグデータリポジトリ、データアーカイブ、ディスクツーディスクバックアップといった大容量アプリケーション、そしてそれらを提供するチャネルパートナーにとって理想的なソリューションです。」

7年前の2009年、60ドライブスロットと1TBドライブを搭載した第3世代SATABeastが発表されました。これは、同じくAutoMAIDに対応した40スロットのSATABeast2のアップデートでした。Nexsanは、より高密度で大容量のベーシックなバルクディスクドライブストレージを求める顧客のニーズに応えるため、主力製品であるアレイ製品へと回帰しました。

Nexsan BEASTは現在発売中です。価格情報は提供されていません。スペックシートはこちら(PDF)から入手できます。®

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