Seagate の第 6 世代 Enterprise Performance ディスク ドライブは、容量が 50% 増加して 900 GB となり、データ転送速度が 300 MB/秒を超えています。
これは、15,000rpmで回転する小型フォームファクタの2.5インチドライブで、容量は300GB、600GB、900GBから選択できます。従来の第5世代は最大600GBで、持続的なデータ転送速度(外径から内径)は246~180MiB/秒でした。新しいドライブは、同じ12Gbit/秒のSASインターフェースを使用し、512eフォーマットで300~210MB/秒、4Kn/512eフォーマットで315~215MB/秒を実現します。
キャッシュ容量が128MBから256MBに増加したことに加え、4KnフォーマットモードのTurboBoost読み取りキャッシュ技術もこの性能向上に貢献しています。書き込みキャッシュアルゴリズムも改良されています。平均レイテンシは2ミリ秒です。
ドライブには、300 GB の容量では 1 つの 300 GB プラッタと 2 つのヘッドがあり、600 GB では 2 つのプラッタと 4 つのヘッドがあり、900 GB レベルでは 3 つのプラッタと 6 つのヘッドがあります。
この第6世代ドライブは、MTBF(平均故障間隔)200万時間、年間故障率0.44%、5年間の限定保証を備えています。自己暗号化バージョンもご用意しています。
Seagate Enterprise Performance v6 SFFドライブの詳細
Seagateには、900GB、15,000rpmの製品レベルで競合するディスクドライブはありません。WDのHGST Ultrastar C15K600は、15,000rpm、2.5インチのドライブで、最大600GBの容量を誇ります。WDが市場を見込めれば、C15K900が登場するかもしれません。
東芝のAL13SXも600GB、15,000rpmのドライブです。WDのAL13SXと同様に、Seagateの最新製品と同じ12Gbit/s SASインターフェースを採用しています。同様に、このドライブの900GBバージョンも登場する可能性があります。
El Reg 氏は、SSD がパフォーマンス ディスク ドライブをかなりの速度で置き換えているため、Seagate のこの 900GB ドライブが同社が製造した最後のドライブになる可能性があると考えています。
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