テスラ、2012年モデルS全台を先行販売

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テスラ、2012年モデルS全台を先行販売

テスラ・モーターズのモデルSセダンを予約注文すべきかどうか迷っているのなら、迷いすぎだ。

「実は来年の生産分は前倒しで完売している」とテスラのイーロン・マスクCEOはブルームバーグのベティ・リュー氏とのビデオインタビューで語った。

これは、来年発売予定のモデルSの「6,500台以上」に相当する。これは、すでに約1,800台が販売されている同社のロードスターの約半額に相当する。

テスラモーターズ モデルS

テスラモーターズ モデルS(クリックして拡大)

しかしマスク氏は、1,800台という販売台数は少ないわけではないとし、同社はロードスターを常に限定生産の車両として考えていたと語った。

「ロードスターは高価格帯で、生産台数は少ない」と彼は言った。「モデルSは中価格帯で、生産台数は中程度だ。そして、おそらく4~5年後に登場予定の3代目は、低価格帯で、生産台数は多くなるだろう」

同氏はまた、「ロードスターの購入者のうち​​モデルSセダンを購入した人は600人程度に過ぎない」と指摘し、モデルSの購入者の大多数が電気自動車市場への新規参入者であることを強調した。

マスク氏はまた、モデルSの販売台数が2013年に約2万台に達し、テスラはその年に黒字化するだろうと予測している。

「実際、業界全体が完全に電気化されると考えています」とマスク氏は述べた。「皮肉なことに、ロケットを除いて、すべての輸送手段が完全に電気化するでしょう。」

この皮肉は、マスク氏のもう一つのベンチャー企業であるスペースXにも関係している。そして今週、マスク氏はポピュラーメカニクス誌に対し、NASAがスペースXに有人宇宙船を建造させる計画について、NASAとより有利な条件で交渉するつもりだと語っている。®

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