IoTゲートウェイがTPCからベンチマークを取得

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IoTゲートウェイがTPCからベンチマークを取得

トランザクション処理パフォーマンス協議会 (TPC) は、モノのインターネット、または少なくともモノが生成するデータの初期処理を行うゲートウェイのベンチマークが世界に必要なと判断しました。

新しい「TPCx-IoT ベンチマーク」は、実際に使用される前に記録を樹立しました。委員長であり、シスコの Cisco UCS の CTO である Raghunath Nambiar 氏はThe Registerに対し、ベンチマークはアイデアから完成文書まで 15 か月で作成され、TPC にとって新たな最低記録であると述べました。

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TPCがゲートウェイのベンチマークを策定したのは、顧客が特にデータ取り込み速度の面で測定する必要があるデバイスであると考えているためです。TPCは、IoTユーザーが冗長性のためにクラスター化された2つのゲートウェイを運用すると予測しており、これはTPCx-IoTベンチマーク委員会がナンビア氏が「白熱した議論」と表現した議論の末に決定したものです。ゲートウェイはモノと組織のデータセンターの間に設置されます。モノから受信したデータを保存し、ほぼリアルタイムの情報を提供するための基本的な分析を行うとともに、より詳細な分析のためにより強力なサーバーに送信する価値のあるデータを判断することが期待されています。

この新しいベンチマークは、TPC のビッグデータ ベンチマークを補完するものとも考えられており、ゲートウェイを通過するデータに多大な負荷をかけるシステムの調査に利用されることが期待されています。

「TPCx-IoT」の「x」は「エクスプレス」ベンチマークであることを示しており、これを実行するための仕様とソフトウェアはまもなくこちらで入手可能になることを意味します。

TPCx-IoT はゲートウェイが x86 プロセッサを使用し、Linux を実行することを想定していますが、Nambiar 氏はThe Registerに対し、このベンチマークは他のオペレーティング システムやハードウェアにも適応できると述べています。®

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