力を合わせよう!インテルがOptaneのスピードとQLCフラッシュ容量を1つのドライブに凝縮

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力を合わせよう!インテルがOptaneのスピードとQLCフラッシュ容量を1つのドライブに凝縮

Intel は、Optane 3D XPoint メモリと最大 1 テラバイトの QLC フラッシュを組み合わせ、応答性に優れた大容量のラップトップ用ガムスティック カードを提供しています。

H10 カードは片面 M.2 フォーマットで提供され、16GB の Optane と 256GB のフラッシュ容量を備え、512GB のミッドレンジ モデルと 1TB のハイエンド バージョンの両方で最大 32GB まで拡張できます。

インテル_H10

インテル H10

ホスト システムには、第 8 世代 Intel Core U シリーズ CPU と、プラットフォーム コントローラー ハブを備えた Intel 300 シリーズ チップセットが必要です。

また、ChipzillaのRST(Rapid Storage Technology)ソフトウェアも必要です。このソフトウェアは、カード上の2つの独立したOptaneフラッシュとQLC(4ビット/セル)フラッシュを、アクセスするアプリケーションに対して単一のボリュームとして提示します。カードはPCIe 3.0 x 4レーン接続でホストに接続します。2レーンはOptaneフラッシュ用、2レーンはQLCフラッシュ用です。

頻繁にアクセスされるファイルは Optane ストアに保存され、その他のファイルはフラッシュに保存されます。

Intelは、Optaneボリュームからの高速読み込みにより、ゲームに最適であると示唆しています。ランダム読み取り/書き込みIOPSは、キュー深度2で最大55,000/55,000です。シーケンシャル読み取り/書き込み帯域幅は最大2.4/1.8GB/秒です。

サンタクララのチップメーカーであるH10は、アプリケーションワークロードの90%以上がキュー深度1~2の範囲で動作していると述べています。また、大容量ファイルへのアクセスは、TLC(3ビット/セル)SSDからアクセスした場合と比較して、H10では最大90倍高速化できると述べています。ゲームはH10からSSDよりも最大60倍高速に起動できると同社は主張しています。

高速輸送にはロケット、低速で大容量の輸送には貨物船を想像してみてください。とにかく、そういうアイデアです。

インテルはまずH10の流通を厳格に管理し、今四半期中にASUS、Dell、HPEのシステムでBest Buyを通じて提供開始予定ですが、今後はハードウェアOEMや小売業者もリストに追加していく予定です。最終的にはマザーボードメーカーもH10を利用できるようになるかもしれません。®

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