クルー1号は、国際宇宙ステーション(ISS)への史上初の4人乗り飛行であり、NASAが宇宙飛行士を運ぶために正式に民間宇宙船を使用した初の飛行でもあり、無事にドッキングした。
この宇宙船は、マイク・ホプキンス、ビクター・グローバー、シャノン・ウォーカー、そして野口聡一をISSへ運びました。野口はクルードラゴンのハッチから最後に現れ、その際にベビーヨーダによく似た小さなぬいぐるみを放ちました。ちなみに、SpaceXの打ち上げ料金は1キログラムあたり約2,700ドルです。
国際宇宙ステーション(ISS)への27時間の旅は、何の問題もなく無事に終了しました。NASAが昨日懸念していた燃料加熱の不具合は、実際には問題ありませんでした。クルードラゴンは予定通り、目的地まで自律航行し、時間通りに到着しました。
到着した乗務員たちは温かい抱擁で迎えられ、一方カリフォルニアではマスクを着用した地上クルーが集まってチーム写真を撮った。ソーシャルディスタンスの確保は難しかったかもしれないが、当然のことだと思われる。
野口聡一と赤ちゃんのヨーダ。クリックして拡大
新たに到着した4人は第64次長期滞在に加わり、同長期滞在は明日からすぐに始まり、ロシアの乗組員セルゲイ・ルィジコフ氏とセルゲイ・クド=スヴェルチコフ氏は6時間の船外活動に出発し、ロシアの新しい多目的実験モジュール「ナウカ」の到着に備える。
NASAによると、2人はまず「ポイスクモジュールをエアロックとして使用する初の船外活動となるため、ハッチ外側の漏れ検査を行う」とのことだ。「次に、別のモジュールであるピアースのドッキングコンパートメントからアンテナをポイスクに移設する。これは、ピアースの廃止、ドッキング解除、廃棄に向けた準備として、複数回の船外活動を通して行われる一連の作業の最初のものとなる」
宇宙飛行士らはまた、ザーリャモジュールの流体流量調整器を交換し、宇宙ゴミの衝突を測定するハードウェアを回収し、スラスタ噴射による残留物を測定するために使用する機器を再配置する予定である。
2人にとっては初めての船外活動だが、2020年では8回目、ISSの組み立て、保守、アップグレードを支援する全体では232回目の船外活動となる。®