ロシアの宇宙機関ロスコスモスは、国際宇宙ステーションに無人補給船を打ち上げる予定のソユーズ2-1aロケットの展開と打ち上げの様子を収めた素晴らしいビデオを公開した。
ソユーズは明日、現地時間22時23分(グリニッジ標準時16時23分、米国東部夏時間12時23分)にバイコヌール宇宙基地を出発する予定です。搭載するプログレスMS-02宇宙船は63Pと命名され、ロシアの第63回軌道上補給基地への補給ミッションに使用されます。NASA TVで生中継されます。
宇宙輸送:バイコヌール宇宙基地のProgress 63P
この宇宙船には第47次長期滞在用の食料、燃料、その他の物資3トンが積まれており、4月2日にISSのズヴェズダ・サービスモジュール後部ポートにドッキングする予定だ。
現在その駐機スペースを占有しているプログレス61は、4月8日に太平洋上で再突入燃焼を行う前に、本日放たれる予定である。
プログレス 63P の 2 日間のランデブー飛行により、エンジニアは、まったく新しい「統合コマンドおよびテレメトリ システム」と、アップグレードされた Kurs ドッキング ナビゲーション システムを含む、改良されたプログレス MS シリーズの宇宙船のシステムをテストすることができます。* 詳細はこちらをご覧ください。
同様の改良は、今後打ち上げられるソユーズMS有人宇宙船にも取り入れられる予定で、その最初の宇宙船は6月に地球という厳しい束縛から解き放たれる予定です。ソユーズMS-01ミッションには、船長のアナトリー・イヴァニシン氏、日本の大西卓哉氏、そしてNASAのキャスリーン・ルビンズ氏が搭乗します。
由緒あるソユーズ TMA ラインの最後の打ち上げは TMA-20M で、3 月 18 日にバイコヌールを出発し、アレクセイ・オフチニン、オレグ・スクリポチカ、ジェフ・ウィリアムズという航海士と、ピンク色のふわふわのフクロウを乗せました。
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ブートノート
*これは、昨年12月にクルス宇宙船の故障によりソユーズTMA-19M宇宙船を手動でドッキングさせなければならなかった、険しい表情の宇宙飛行士ユーリ・マレンチェンコ氏にとって、間違いなく大きな安堵となるだろう。