Quobyte、FlashBlade、Caringo の 3 社が、英国の環境科学スーパーコンピューター サイト JASMIN で開花することが明らかになりました。
JASMINスーパーデータクラスタシステムは、オックスフォードシャーにある科学技術施設評議会(SFC)のラザフォード・アップルトン研究所に設置され、RAL Spaceの環境データ分析センター(CEDA)によって管理されています。2017年には、主にPanasas HPCストレージで構成される20PBの使用可能容量を備え、単一サイトとしては最大のPanasasシステムおよびPanasasレルムと評されています。
フェーズ 4 の開発には、ストレージとコンピューティング設備のアップグレードが含まれます。
CERN アップデートの RAL サイト レポート (PDF) によると、JASMIN は Dell と Supermicro のハードウェアを使用した Quobyte ソフトウェア定義のスケールアウト並列ファイル システムにより、使用可能な容量を 30PB 追加しました。
Quobyte のデータセンター ファイル システムは、ファイル、ブロック、オブジェクト ストレージを統合すると言われています。
Quobyte のデータセンターファイルシステム
JASMIN は次のように語っています。「[グループ ワークスペース ストレージ] データの一部は、既存の JASMIN ストレージの大部分を提供してきた既存の Panasas 並列ファイル システムとは異なる特性を持つ、新しいスケールアウト ファイル システム (SOF) ストレージの第 1 世代に移行されます。」
約 5PB は、ファイルと S3 形式のオブジェクト ストレージ間で交換可能です。
Caringo の Supermicro ハードウェアを使用した、NFS インターフェイスを備えた専用の S3 オブジェクト ストレージがさらに 5PB あります。
JASMINは、NASインターフェースを備えた500TBのPure Storage FlashBladeも取得しました。これは、「ホームおよびスクラッチの小規模ファイル、コンパイル、メタデータを大量に使用するワークロード」に使用されます。
OpenStack(RHEL/KVM)用に、約5,000基のDellサーバー・コンピューティング・コアが購入されました。JASMIN4 CLOSネットワーク・スパインには、Cumulus/BGPを利用した8基の32ポート100Gbit/sポートMellanoxスイッチが使用されています。ルーティングCLOSに第3層を追加することで、JASMIN CLOSネットワークをニアラインレートで接続しています。つまり、16基の32ポート100Gbit/sポートMellanoxスイッチが稼働していることになります。
STFC SCARF施設は、イーサネット接続されたPanasas ActiveStor 20並列ストレージのシェルフを5台追加しました。SPOF NFSサーバーからQuobyte 4ノードクラスター(JASMINに統合される可能性あり)へのアプリケーション移行を進めています。®