マイクロン、新CEOにサンディスクを指名

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マイクロン、新CEOにサンディスクを指名

マイクロンは、退任するマーク・ダーカン氏の後任として、元サンディスクCEOのサンジェイ・メロトラ氏を新社長兼CEOとして採用した。

ダーカン氏は今年2月に退任を発表した。メロトラ氏は2015年10月にWDが190億ドルでサンディスクを買収した際に同社を率いており、5月8日よりマイクロンの取締役に就任する。

ダーカン氏は同日、CEOとマイクロン取締役の職を辞任するが、8月まではマイクロンの顧問として留任する。

サンジェイ・メロトラ

サンジェイ・メロトラ

マイクロンの声明はダーカン氏について次のように熱く語った。「マークが当社に果たしてきた多大な貢献に深く感謝しており、サンジェイ氏のような類まれな資質を備えた人物を歓迎し、当社の未来を導いてくれることを楽しみにしています。」ダーカン氏は、2012年初頭にマイクロンの前CEOであるスティーブ・アップルトン氏が飛行機事故で亡くなり、当時のCOOが引退を計画していたため、急遽、同社を引き継いだ。

4年後、彼はマイクロンを良い立場で去り、今度は実際に引退できることになった。

メロトラ氏は、サンディスクが東芝とのフラッシュファウンドリ合弁事業に参入する上で重要な役割を果たし、WDは現在この関係を最大限に活用しています。彼は長年、70件以上の特許を保有する技術の達人であり、アイダホ州ボイジーにあるマイクロンの本社に勤務します。

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メロトラ氏はかつてインテルでシニア設計エンジニアを務めており、インテルとの共同3D XPointプログラムについて協議する際には、間違いなく有益な存在となるでしょう。彼はサンディスクの共同創業者でもあり、技術面とビジネス面の両方から、マイクロンを率いるにふさわしい人物であると思われます。

Micron の取締役会が社外者を任命したのは勇気ある行動であり、社内ではなく社外で経験があり、会社を NAND の枠を超え、サンディスクでやったように NAND チップや SSD を超えてバリュー スタックを向上できる人物が必要だと考えていることを示しています。®

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