ポーランド当局は、ファーウェイの営業部長と元治安機関職員をスパイ容疑で逮捕したと報じられている。
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国内メディアは2人が逮捕されたと報じており、うち1人は中国のハードウェア供給業者の営業部長と伝えられている。
TVPメディアによると、もう1人はポーランド国籍で、かつてはポーランドの内務保安局(ABW)に勤務し、最近ではオレンジに勤務していたという。
同紙によると、2人はポーランドのスパイ活動に関する法律に基づいて起訴されており、ポーランド国営通信社PAPは2人が3カ月間拘留されると報じた。
この逮捕は、西側諸国政府の間で中国企業の活動に対する懸念が高まっていることを示すものだ。
ファーウェイが自社の機器を使って他国政府をスパイしていたという疑惑だが、同社はこれを強く繰り返し否定している。
それにもかかわらず、情報機関はキットの使用禁止を勧告しており、米国、オーストラリア、ニュージーランドでは国が資金提供するプロジェクトに対して公式の阻止措置が実施されている。
FBIのクリス・レイ長官は2月、「われわれの価値観を共有しない外国政府に隷属する企業が、われわれの通信ネットワーク内で権力の座に就くことを許す」ことに懸念を表明した。
そして12月には、ファーウェイの最高財務責任者(CFO)が、イランへの機器販売で制裁に違反したとの疑いでカナダ警察に逮捕されたが、同社は再びこれを否定した。
ファーウェイはロイター通信への声明で、最近報じられた社員逮捕について、「状況は認識しており、調査中だ。現時点ではコメントできない」と述べた。
さらに、「ファーウェイは事業を展開する国におけるすべての適用法と規制を遵守しており、すべての従業員に拠点を置く国の法律と規制を遵守することを求めています。」と付け加えた。